正月を自宅で
『医の力』は楽しく読めました。著者には到底及びませんが、
同じようなことを考えている人はいるものだなあとあらためて
感じました。
武藤先生も書いておられますが、「結局、自分は人間が好きなんだ」
という部分は自分の入学試験の面接のことを思い出しました。面接官の
先生から「なぜ、医学部を受験しようと考えましたか?」と聞かれて
「私は人間が好きで、正常な状態も病気も勉強したいと考えており、
医学部で学ぼうと思いました」と答えました。今でも思っています
「人間が好きなんだ」と。
武藤先生は超高齢化社会を大きな日本の課題として捉えておられます。
私は地域貢献を目標に捉えており、先生のスケールの大きさ・ダイナミック
さを感じました。少し違う点は、私はハンディキャップを持っている方の
活躍する場を在宅医療の分野に見出そうとしています。日本社会の潜在的
能力のひとつであるパワーを効果的に発揮できるように整備するのも
私たちクリニックのメンバーも含めた役目だろうと考えています。
おせっかい社会の復活もあっていいんだろうなって思ってます!