【組織変革事例】たった1年で『仲間』が生まれた-社員の目が変わり、会社が変わる瞬間-

強みを活かせば、職場が変わり
職場が変われば、成果が変わる。
組織変革ファシリテーターのやまちゃんです。
リーダーの役割は、部下に答えを与えることではありません。
「どう考えるか」を考えさせること。
教えすぎる組織は、成長しません。
なぜなら、「リーダーの思考」でしか動けなくなるからです。
目次
“教える”は一瞬、“考えさせる”は一生
「正解を教えても、また次の“正解待ち”が始まる。」
これは、私がこれまで多くの企業支援で感じてきた現実です。
リーダーが先に結論を出してしまうと、
メンバーは「考える前に、答えを聞く」癖がつく。
結果、チーム全体が“思考停止”してしまいます。
一方で、「考えさせるリーダー」は違います。
問いを投げ、沈黙を待ち、考える時間を与える。
たとえば、こうです。
・「どうすれば、もっとお客様に喜ばれると思う?」
・「自分なら、どんな方法でやる?」
この問いが、“自分の頭で考えるスイッチ”を押します。
「考える組織」は、オシム流の真髄
オシム監督はよくこう言っていました。
「考えない選手は、ピッチに立つ資格がない。」
これは厳しい言葉のようで、実は“信頼の言葉”です。
選手を信用しているからこそ、
「自分で判断できるように育てる」指導を貫いた。
羽生直剛さんもこう語ります。
「オシム監督は“答え”を教えない。
代わりに“考えるヒント”を投げてくれた。」
選手たちは、最初は戸惑いながらも、
やがて自分の言葉で戦術を語り、自ら判断するチームになっていった。
それが、まさに「自律型組織」そのものです。
教えるより、“問いかける”リーダーになる
企業の現場でも同じです。
リーダーが「全部指示する」ほど、チームは受け身になります。
でも、「どう思う?」と聞いた瞬間、
人は“自分ごと”として考え始める。
問いは、人を動かす最強のリーダーシップ。
“問い”が生まれる場所には、
思考・対話・気づき・創造が生まれます。
「問いかけるリーダー」の3つの共通点
- 正解より、過程を大切にする 答えを急がず、考える時間を尊重する。
- 沈黙を恐れない すぐに埋めずに、メンバーの思考を待つ。
- “信じる目”で見守る 問いは“信頼”からしか生まれない。
この3つができるリーダーのもとで、
人は自ら動き、チームが自然に動き出します。
羽生直剛さんが語る“問いの力”
羽生さんはオシム監督から多くの問いを受けたそうです。
・「なぜ、そこに走った?」
・「次はどう動けばチームが活きる?」
それは、ただの確認ではなく、
“思考を深めるための問い” だったといいます。
羽生さんはその問いを通じて、
「監督に言われたから動く」ではなく、
「自分がチームのために何をすべきか」を考えるようになった。
これこそが、自律した人材が育つ本質です。
最後に:問いが、組織を動かす
リーダーの役割は、“正しい答え”を出すことではありません。
むしろ、“良い問い”を投げ続けること。
そして、その問いにメンバーが向き合い、
考え、挑戦し、失敗しながら成長していく。
そこにこそ、本当の「強い組織」が生まれます。
11月22日の特別セミナーでは、
羽生直剛さんが、オシム監督から受け継いだ「問いの力」を語ります。
そして私が、企業現場での実践事例と照らし合わせながら、
「問いで動く組織」のつくり方を解説します。
【開催概要】
日時 11月22日(土)
開始 14:30 (開場14:20)
終了 16:30
会場 グラングリーン大阪 北館4F JAM BASEカンファレンス 4-1
住所 〒530-0011 大阪市北区大深町6番38号
アクセス:https://jambase-space.com/access/
参加費 6,600円(税込)
対象 中小企業の経営者・役員・管理職・士業など
定員 30名(先着順・満席になり次第締切)
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本記事およびセミナー内容はGallup社による承認・提携を受けたものではありません。
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