【組織変革事例】“全部社長がやらないといけない会社”からの脱却──指示ゼロで動き出したチームの実例

強みを活かせば、職場が変わり
職場が変われば、成果が変わる。
組織変革ファシリテーターのやまちゃんです。
「考えるチーム」とは、どんなチームだろうか。
指示を待つのではなく、選手同士が声をかけ合い、
その場で修正しながら前へ進んでいく。
元日本代表・羽生直剛さんが、
オシム監督のもとで体感した“考えるチームの空気”には、
企業が今まさに直面している「自律型組織づくり」のヒントが詰まっています。
特別対談動画公開中!
『羽生直剛×山田裕介 対談:考えるチームはこうして生まれる』
YouTubeで見る
「考えるチーム」には“余白”がある
羽生さんは言います。
「オシム監督は、選手に答えを教えなかった。考える時間を与えてくれた。」
練習中も、監督が止めて指示することはほとんどなかったそうです。
代わりに、選手同士が動きを確認し合い、
プレーを止めて「今の動きどうだった?」と議論を始める。
その空気を支えていたのは、監督の“任せる勇気”。
「選手を信じるからこそ、考える余白を与える」
―それが、オシム流のリーダーシップでした。
企業の現場でも同じことが言えます。
リーダーがすべてを指示してしまうと、
メンバーは「考える権利」を失っていく。
一方で、信じて任せれば、人は自分で考え始めます。
「考える空気」は、問いから生まれる
私(山田)は、研修や組織伴走支援の中で、
羽生さんの話を聞くたびに“問いの力”を思い出します。
リーダーが「なぜそう思う?」と問いかけるだけで、
チームの空気が変わる瞬間があります。
メンバーは自分の意見を持ち、行動に責任が生まれる。
これはまさに、オシム監督のチームと同じ構造です。
「教える」ではなく、「問う」。
それが、考えるチームをつくる最初の一歩です。
結果を変えるのは、“空気”の力
考えるチームには、共通して「信頼」があります。
意見を出しても否定されない。
誰かの言葉がきっかけで、全員が動く。
それは単なる戦術ではなく、
“心理的安全性”と“自律性”が両立した組織の証。
この「空気づくり」こそ、リーダーの最大の仕事です。
最後に:羽生直剛×山田裕介 特別対談へ
今回のYouTube対談で、羽生さんの言葉に何度も胸を打たれました。
「監督が選手を信じると、選手は自分を信じられるようになる。」
この言葉は、まさに経営にも通じる哲学です。
11月22日(木)開催の特別セミナーでは、
羽生さんとともに「考えるチームの空気を、企業にどう再現するか」
をテーマに語り合います。
スポーツとビジネスの垣根を越えて、
“個を活かすチームづくり”の本質を一緒に体感しませんか?
【次回のイベント】
【オシム直伝】羽生直剛氏が明かす“個を活かす組織作り”
ストレングス専門家・山田裕介と語る経営者向け特別セミナー
【開催概要】
日時 11月22日(土)
開始 14:30 (開場14:20)
終了 16:30
会場 グラングリーン大阪 北館4F JAM BASEカンファレンス 4-1
住所 〒530-0011 大阪市北区大深町6番38号
アクセス:https://jambase-space.com/access/
参加費 6,600円(税込)
対象 中小企業の経営者・役員・管理職・士業など
定員 30名(先着順・満席になり次第締切)
申し込みはクリック
※「ストレングスファインダー」および「CliftonStrengths」はGallup, Inc.の登録商標です。
本記事およびセミナー内容はGallup社による承認・提携を受けたものではありません。
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