【チームリーダー必読】リーダーが意識すべきチームコミュニケーション向上のポイント

強みを活かせば、職場が変わり
職場が変われば、成果が変わる。
組織変革ファシリテーターのやまちゃんです。
成果を出すチームには、
必ず「人と人の関係性」があります。
いくら優秀な個人が集まっても、
互いに信頼していなければ力は発揮されません。
リーダーが「結果」だけを追いかけると、
気づかぬうちにチームの空気がピリつき、挑戦が減り、
誰も本音を言わなくなる。
それが、組織が静かに壊れていく始まりです。
心理的安全性は“優しさ”ではなく、“信頼”
「心理的安全性」という言葉を聞くと、
“甘い環境”を思い浮かべる人も多いかもしれません。
でも、それは誤解です。
ー本当の心理的安全性とは―
・「自分の意見を言っても大丈夫」
・「挑戦しても、失敗しても、責められない」
という信頼に基づく強さのこと。
信頼があるからこそ、厳しい意見も言える。
互いに率直にぶつかれる。
それが結果的に、強いチームをつくります。
“居心地の良さ”ではなく、“向き合う覚悟”
以前、ある製造業の現場でこんな出来事がありました。
上司が毎朝ミーティングで
「どうだ?問題はないか?」と聞いても、
部下は誰も手を挙げない。
ところが、現場を歩くと明らかに課題が山積みでした。
そこで私は、上司にこう提案しました。
「“問題はないか”ではなく、“何か改善したいことはある?”と聞いてみてください。」
次の日、ひとりの社員が静かに手を挙げました。
「実は…ずっと気になっていたことがありまして。」
そこから、現場の空気が変わっていったのです。
心理的安全性は、居心地の良さではなく、
「本音で向き合える関係」を築くこと。
つまり、信頼してぶつかれる関係性こそが強いチームの土台なのです。
結果は「人」から生まれる
オシム監督もこう言っています。
「サッカーとは、信頼のスポーツだ。
パスを出すとき、相手を信じていなければ、いいボールは出せない。」
ビジネスも同じです。
数字の前に「人」がいる。
信頼をおろそかにして、成果だけを追っても長続きしません。
だから私は、企業支援の現場でまず「関係性」を整えることから始めます。
信頼が生まれれば、行動が変わり、行動が変われば、結果が変わる。
順番は、いつもこの通りです。
最後に:羽生直剛さんが語る“信頼でつながるチーム”
羽生直剛さんが語るオシム監督の哲学には、
まさに「信頼で動く組織」のエッセンスが詰まっています。
オシム監督は、怒鳴らず、命令せず、問いを投げかけた。
選手を“信じて任せた”からこそ、彼らは自ら考え、行動した。
羽生さんはこう語っています。
「信頼されている実感があると、人は自然と責任感が生まれる。」
これはスポーツだけでなく、経営にも通じる真理です。
私自身、羽生さんとの対談で、
この“信頼でつながるチームづくり”の本質を掘り下げられることを心から楽しみにしています。
きっとそこには、
数字を超えた“人が輝く組織”のヒントがあるはずです。
【次回イベント】
【オシム直伝】羽生直剛氏が明かす“個を活かす組織作り”
ストレングス専門家・山田裕介と語る経営者向け特別セミナー
【開催概要】
日時 11月22日(土)
開始 14:30 (開場14:20)
終了 16:30
会場 グラングリーン大阪 北館4F JAM BASEカンファレンス 4-1
住所 〒530-0011 大阪市北区大深町6番38号
アクセス:https://jambase-space.com/access/
参加費 6,600円(税込)
対象 中小企業の経営者・役員・管理職・士業など
定員 30名(先着順・満席になり次第締切)
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