管理職の“孤独”を終わらせるときが来た-部下のやる気が劇的に変わる「共通言語」の力-

山田裕介

山田裕介

テーマ:人材育成、幹部育成、リーダー育成、モチベーションUP、やる気UP、ストレングスファインダー


強みを活かせば、職場が変わり
職場が変われば、成果が変わる。
組織変革ファシリテーターのやまちゃんです。

「何を考えているのか分からない部下」
「何を言っても響かない若手」
「上司としての正解が分からない自分」


今、管理職としての“孤独”を感じている人が増えています。
時代が変わり、働き方も価値観も変化する中で、
旧来型のマネジメントが通用しなくなっているのです。

けれど──その孤独を、終わらせる方法があります。
それが、部下との間に“共通言語”を持つということ。

本日のコラムでは、ストレングスファインダーというツールを通じて、どのように職場の空気が変わり、信頼関係が築かれていくのか、そのリアルな変化をご紹介します。

※ストレングスファインダーとは?
米Gallup社が開発した診断ツール
全世界で3,000万人以上が実施しており、人材育成、組織開発に活用されている。
詳細が知りたい方は、こちらをクリック

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1、なぜ今、管理職の“再定義”が必要なのか?

  • 「自分の若い頃は、こんなこと言われなくてもやっていた」
  • 「なぜ今どきの部下は、こんなにも指示を待っているのか?」

こんなモヤモヤを抱えていませんか?

私たちが組織変革の現場に入ると、
最初に出会うのは「悩める管理職」の姿です。

特に40〜50代のリーダー層からは、こんな言葉をよく耳にします。

  • 「最近の若手が何を考えているのかわからない」
  • 「どう伝えれば響くのか、正直もう疲れてしまった」
  • 「頑張っているのに、部下のやる気が上がらない」

真面目で責任感が強く、
組織の中で多くの経験を積んできた彼ら・彼女らほど、
今の時代との“ズレ”に苦しんでいます。

このコラムは、そんなあなたにこそ届けたい内容です。

2、実はリーダーの影響力が「売上」に大きく影響する時代

アメリカ・ギャラップ社の調査によると、
企業の業績(株価)に与える要因のうち、
実に70%が「マネージャーの影響力」によるとされています。

つまり、
管理職が変われば、組織が変わる。
組織が変われば、売上や成果が自然とついてくる。


この時代に必要なのは「強いリーダー」ではなく、
“強みを引き出せるリーダー”なのです。

3、「心理的安全性」なき職場で起こる、悲劇

若手社員に「なぜ上司に本音を言えないのか?」と聞くと、
こんな答えが矢継ぎ早に返ってきます。

  • 「どうせ否定されるから言わない」
  • 「怒られそうで言いづらい」
  • 「言っても何も変わらないと思っている」

一方、上司側は「そんなふうに思っているなんて、初めて聞いた」と驚かれる。

ここにあるのは、“相互理解の欠如”です。
そしてこれを放置すると、
どれだけ制度や仕組みを整えても、組織は動きません。

4、ストレングスファインダーは“違い”を活かす共通言語

こうしたズレやすれ違いの正体は、
「価値観の違い」から来ています。

たとえば…

資質行動相手の誤解
ポジティブ「なんとかなるでしょ!」「軽率すぎて不安」
慎重さ慎重にリスクと確認しながら進めたい」「行動が遅い」
規律性「ルール通り・段取り通りに進めたい」「「融通がきかない」「細かすぎる」
アレンジ「あれとこれを入れ替えて、もっと効率よくできそう」「計画がコロコロ変わる」「落ち着きがない」
回復志向「この問題の原因を見つけて解決しよう」「粗探ししている」「否定的に感じる」
最上志向「もっと良くできる方法があるはず」「細かすぎる」「いつまでも満足しない」

このように、“良かれと思ってやっている行動”が、
相手には逆効果になっていることがあるのです。

ストレングスファインダーは、この「当たり前の違い」を見える化し、
「あの人はそういう価値観を持っているんだ」と認識できる“共通言語”になります。

5、現場の変化:導入企業で起きた“好循環”

実際に、100名規模の製造業でストレングスファインダーを導入したところ、
以下のような変化が起きました。

  • 部下との対話が増えた
  • 離職率が激減
  • 若手が自発的に提案するように

「何ができていないか」ではなく、

「この人には何ができるか」にフォーカスするだけで、

これほどまでに職場の空気が変わるのです。

6、クロージング:組織が動き出す“第一歩”を

変化の第一歩は、「上司であるあなた」が自分の強みに気づき、
相手との違いを理解すること。

ストレングスファインダーは、
あなたが抱えるモヤモヤを解きほぐし、
チームに対話とやる気を取り戻すためのツールです。

もしあなたが、

  • 「部下のやる気を引き出したい」
  • 「コミュニケーションを円滑にしたい」
  • 「離職を減らし、組織を変えていきたい」


そう願っているのなら、
ぜひ一度、
ストレングスファインダーを活用してみてください。

私たち、株式会社ストレングスアスリードが、

あなたの職場に“ポジティブな循環”をつくる伴走をさせていただきます。

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次回のコラム:「“部下が何を考えているかわからない”問題の本質とは?」
お楽しみに

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山田裕介
専門家

山田裕介(企業研修講師・ストレングスコーチ)

株式会社ストレングスアスリード

リーダーが自分やメンバーの強みを見つけ、本来持っている能力を発揮させる。その結果、組織のパフォーマンスが向上し業績もあがっていく。持続的成長を遂げている企業が取り入れている、新しい対話型研修です。

山田裕介プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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