キングダム流“最強のチーム”の作り方!全員が輝く組織の作りの極意
強みを活かせば、職場が変わり
職場が変われば、成果が変わる。
組織変革ファシリテーターのやまちゃんです。
・「ストレングスファインダーはやった。でも、現場では強みを活かしきれていない気がする」
「自己理解は深まっているのに、行動や成果に結びつかない」
そんな声を多くの現場で耳にします。
強みを知っているのに、なぜ活かせないのか?
そこには、
環境・関係性・フィードバックの不足といった
“見えない障壁”が存在します。
今回は、強みを“知る”から“活かす”に変えるための、
マネジメントと組織支援のヒントをお届けします。
【合わせて読みたいコラム】
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今回は“強みを動かす土壌”に注目します。
目次
1、なぜ強みを知っても“変わらない”のか?
ストレングスファインダーの診断を受けることで、
「自分の強み」や「周囲との違い」に気づくことはできます。
しかし、こんな現象が起こることもあります。
- 「言語化はできたが、仕事には活かせていない」
- 「強みが“ラベル”になり、行動につながらない」
- 「診断結果に満足して、変わる努力をしていない」
つまり、「知って終わり」になってしまっているのです。
2、知るだけでは“変化”は起きない
強みは、“使ってみて初めて価値が出るもの”。
- 実際にその資質が仕事でどう活かせるのか?
- チームの中でどんな役割を担うと強みが発揮されるのか?
- どのような声かけや環境がその資質を伸ばすのか?
こうした“運用の設計”がなければ、強みは動き出しません。
3、「強みの活かし方」は人によって違う
同じ資質でも、使い方は人によって異なります。
たとえば:
内省:黙っているだけに見えるが、実は深く考えている →「考えていることを一緒に整理しようか?」
責任感:1人で抱え込んで動けなくなる →「これはチームで分担していいからね」
最上志向:完璧を目指すあまり前に進まない →「まずは7割で動いてみよう」
資質の“光”と“影”を理解し、周囲がどう関わるかが重要です。
4、上司の“フィードバック”が強みを伸ばす
ストレングスファインダーを実施した後、最も重要なのが、
日常の中で「強みを意識できる場面」をつくることです。
たとえば:
- 「あの場面で“調和性”が活きてたよ」
- 「あの視点、“分析思考”らしくて鋭かったね」
- 「君の“達成欲”がなかったら、あの納期守れなかったかも」
こうしたフィードバックが、
「これが自分の価値なんだ」と本人に実感させます。
5、“強みが動く職場”に共通する特徴
強みを活かすために必要なのは、3つの土壌です。
- 対話のある職場:お互いの資質を共有し、違いを話せる関係性
- 挑戦できる機会:強みを試せるプロジェクトや役割がある
- 承認のフィードバック:行動したことに対して、強みの観点で言葉が返ってくる
これが整えば、強みは自然と動き出します。
6、まとめ
“強みを知って終わり”では、変化は起きません。
“知る”を“使う”に変えるには、次の3ステップが必要です。
- 資質を深く理解する(光と影)
- 使える場面を増やす(役割・挑戦)
- 強みとして言語化して返す(承認)
上司・職場・組織の関わり方が、
部下の“動かない強み”を“活きる力”へと変えていくのです。
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