【11月22日(土)開催】オシム直伝 個を活かす組織づくりの秘訣知りたいくないですか?
強みを活かせば、職場が変わり
職場が変われば、成果が変わる。
組織変革ファシリテーターのやまちゃんです。
「うちは雰囲気はいい。でも、なぜか変われない」
「人間関係に問題はないけれど、改善提案が出てこない」
そんな“いい人ばかりの組織”に共通しているのは、
実は対立の回避という無意識の文化です。
心理的安全性とは、単なる“仲の良さ”ではありません。
本当の安心とは、違いを出し合い、ぶつかっても壊れない関係性のこと。
今回は、変化を拒む“やさしさの壁”を越えるためのヒントをお届けします。
【合わせて読みたいコラム】
誤解だらけの心理的安全性
心理的安全性についての誤解をコラムで書いています。
1、“仲の良い職場”はなぜ変化できないのか?
・「チームの雰囲気はいいんだけど…」
・「なんとなく居心地はいいけど、成長してる感じがしない」
そんな声を聞くことがあります。
このような職場は、表面的には問題がないように見えますが、
実は
・「本音が出ない」
・「課題が放置されている」
という状態になっていることが少なくありません。
原因は、“人間関係を壊したくない”という想い。
つまり、“対立を避ける空気”が、変化を止めているのです。
2、調和性の文化がもたらすジレンマ
ストレングスファインダーの資質で言えば、
このような組織は「調和性」「共感性」「適応性」が強く出ている傾向があります。
- 相手を傷つけないようにする
- 意見をあえて飲み込む
- その場の空気に従う
こうした行動は、一見やさしさのように見えますが、
長期的には“課題の先送り”や“お互いの不満の蓄積”につながる可能性があります。
3、本当の心理的安全性とは?
誤解されがちですが、心理的安全性とは
「常に平和であること」ではありません。
むしろ、
- 「違う意見を言っても、否定されない」
- 「厳しい指摘をしても、関係が壊れない」
- 「衝突しても、対話を続けられる」
という、“ぶつかれる強さ”こそが、心理的安全性の本質です。
言い換えれば、「やさしさ」ではなく「勇気」をベースにした関係性が必要なのです。
4、違いが見えると、対立が減る
実際に、ストレングスファインダーを使って
チームの資質を共有したある企業では、以下のような効果が見られました。
- 意見がぶつかったときに「資質の違い」として整理される
- 「なぜその視点を持っているか」が共有され、感情的な対立が減る
- 「この人が言うときは慎重さが出てるな」と、行動の背景を受け止められるようになった
つまり、“違いを言語化すること”が、
意見を出しやすくする安全な土台になるのです。
5、優しい組織が“対話する勇気”を持つには?
以下の3ステップを取り入れることをおすすめします:
- チームでストレングスファインダーを共有し、“違い”を可視化する
- 意見の衝突は悪ではなく、“成長の兆し”と捉える文化をつくる
- 上司自身が「違いを歓迎する姿勢」を見せることで、部下も安心する
“強くぶつかる”ことではなく、“本音を話しても壊れない関係”をつくる。
それが、優しい組織が変化できる第一歩です。
6、まとめ
「いい人ばかりだけど、何も変わらない」
それは、組織として一番もったいない状態かもしれません。
大切なのは、“違い”を見える化し、受け止め合う土壌を育てること。
そして、対立を“避けるもの”から“進化のきっかけ”に変える視点です。
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