「心理的安全性」を高める鍵は相互理解にあり!ストレングスファインダーを活用した企業研修のススメ
強みを活かせば、職場が変わり
職場が変われば、成果が変わる。
組織変革ファシリテーターのやまちゃんです。
「職場の空気が変わったんです」
そんな言葉を口にしたのは、ある30名規模のサービス業B社の管理職。
導入したのは、新しいシステムでもマニュアルでもありません。
社員の“強み”を見える化し、「ありがとう」を送り合う文化を育てたのです。
本日は、“感謝”が組織の信頼を育み、業績までも押し上げた実話をご紹介します。
ストレングスファインダーを活かした「ひと言の力」を、あなたの職場にも。
【合わせて読みたいコラム】
“感謝されない職場”が社員の心を離れさせる-定着率に効く“ひと言”の力
感謝の欠如が離職や不信を生むメカニズムについて深掘りしたDay11もぜひあわせてご覧ください。
目次
1、高い離職率だったチームに導入された“感謝のワーク”
B社では、若手社員の定着に悩みを抱えていました。
採用はうまくいっているのに、「辞めた理由がわからない」と、現場では困惑の声も。
原因は“制度”でも“人材”でもなく、職場に漂う無関心と無言の空気でした。
そこで導入されたのが、ストレングスファインダーを用いた資質の見える化と、
お互いの強みに対して「ありがとう」を伝え合う“感謝のフィードバックワーク”です。
2、感謝の言葉が、社員の心を動かした
ワークショップで初めて、ある社員がこう言われました。
「いつも細かくチェックしてくれて本当に助かってます。慎重さが活きてますね」
この一言に、本人は目を潤ませながらこう返しました。
「それ…初めて言ってもらえました」
これまで「細かい」と敬遠されていた自分の行動が、
“強み”として認識され、感謝されたことで、自信とやる気が湧いたのです。
3、感謝が“文化”になったとき、チームは自然に動き出す
このフィードバックワークを月1回続けた結果、職場に以下の変化が起こりました。
- チャットや口頭での「ありがとう」が自然に増えた
- 業務の合間に社員同士が感謝を伝えるようになった
- チームミーティングで「誰の貢献があったか」を共有するようになった
結果、協力関係が加速し、依頼・報告が活発化。
以前はミスを責め合っていた場面が、
「声かけてくれて助かった」と感謝に変わったのです。
4、数字で現れた成果
半年後、以下の成果が報告されました。
- 離職率:25% → 8%に改善
- 社員満足度:「自分が認められている」と答えた割合が2.5倍
- 顧客満足度:「対応が丁寧」「説明が分かりやすい」という声が倍増
感謝が飛び交う職場は、内側の信頼関係が整い、
外側(顧客)への対応にも表れるのです。
5、感謝は“仕組み”にすると文化になる
「感謝しよう」と号令をかけても、職場に根づくことはありません。
しかし、感謝の“きっかけ”と“共通言語”があれば、それは文化になるのです。
ストレングスファインダーは、そのための最適なツール。
- 何に対して感謝するかが明確になる
- 言語化に自信がない人でも伝えやすくなる
- 自分の貢献が“見える”ことで、自己肯定感も高まる
職場に“見えない承認”があふれ出す瞬間です。
6、まとめ
「ありがとう」は、最もコストがかからず、
最大の効果を生むマネジメント資源。
そしてそれは、続ければ組織の“信頼残高”を高める文化へと変化します。
感謝されて育った社員は、また誰かに感謝を返し、
それが成果と定着を生むポジティブな循環を作るのです。
【ご相談・導入のご案内】
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