【チーム作り】“ポジティブな人”ばかりがチームに必要なわけじゃない

強みを活かせば、職場が変わり
職場が変われば、成果が変わる。
組織変革ファシリテーターのやまちゃんです。
「人が変わる」前に、「関係性が変わる」ことが大切。
「関係性が変わる」ためには、まず「自分を知る」ことが欠かせません。
本コラムでは、組織が本当に動き出すための“スタート地点”をお伝えします。
それは、制度の見直しやスローガンづくりではなく、
自分と仲間の“強み”を見える化すること。
あなたの組織にも、すでに“成果を生む力”は眠っています。
それを引き出すための最初の一歩を、ぜひ一緒に踏み出してみませんか?
下記内容も一緒に読んでみてください。
「強みを活かすリーダー」と「弱みを指導するリーダー」、成果があがるのはどっち?
1、自律型組織のスタート地点は「強みの可視化」
・「社員がもっと自律的に動いてくれたら…」
・「いちいち指示しなくても、考えて行動できるチームをつくりたい」
そう願って、制度や評価基準、行動指針を整えている会社も多いはずです。
ですが、“仕組み”だけでは、人は動きません。
人が変わるのは、「自分を理解された」と感じたとき。
そして、自分を理解されるには、まず自分自身が、自分を理解することが必要です。
2、“強み”は、無意識に発揮しているからこそ見えにくい
人は誰しも、得意なこと・価値観・思考のクセを持っています。
でも、自分の強みは、当たり前すぎて気づけないもの。
たとえば:
・「丁寧に整理するのが当たり前」な人は、慎重さや規律性を強みとし、
・「ひらめきが浮かぶ」のが自然な人は、着想や戦略性を持っている可能性があります。
ところが、これらは言語化されないまま、誤解されることが多いのです。
「慎重すぎて遅い」「発想が飛びすぎてついていけない」など。
この“誤解”が蓄積すると、組織内に摩擦や距離感が生まれてしまいます。
3、ストレングスファインダーが、組織に「共通言語」をもたらす
ストレングスファインダーは、
個人の“強み”を34の資質で見える化するツールです。
これを使って「自分はこういう思考・行動の傾向がある」
と理解するだけでなく、それを職場の中で共有し合うことに
大きな意味があります。
たとえば:
・「あの人、いつも細かいな」→「慎重さがあるから、大事なチェックをしてくれてるんだ」
・「アイデアばかりで現実味がない」→「着想の人は、突破口をつくってくれる人なんだ」
このように、違いを“評価軸”から“役割”へと転換することができるのです。
4、自律は、“見えない連携”から始まる
強みが見えると、
・「自分はどこで力を発揮できるか」
・「仲間にどこを頼れるか」が明確になります。
それは、指示や管理ではつくれない、自然なチームワーク=連携の土壌になります。
結果として:
・「それ、私がやります」と手が挙がる
・「この件は◯◯さんに任せよう」と自発的なリーダーシップが生まれる
・「このメンバーだから安心できる」と、心理的安全性も高まっていく
こうして組織が“動き出す”感覚が、目に見えて変わっていくのです。
5、大切なのは、「正しさ」よりも「らしさ」
組織でよくある失敗の1つに、
「◯◯すべき」が先に立ってしまうことがあります。
でも、本当の強みを活かす組織には、
もっと多様で柔らかい空気があります。
“正しくあること”より、“自分らしくあること”
“指示を守ること”より、“役割を活かし合うこと”
この文化が育つと、社員は“自ら動く”ようになります。
6、「強みの見える化」こそが、変革の起点になる
組織改革というと、大がかりな取り組みのように聞こえるかもしれません。
でも実は、その第一歩はとてもシンプルです。
「あなたって、そういう強みがあったんだね」
この一言から、関係性が変わり、組織が変わり始めます。
ストレングスファインダーを通じた対話は、
社員の意欲を引き出し、自律を育み、
組織に前向きなエネルギーを循環させる原動力になります。
7、 セミナーのご案内
ストレングスアスリード特別ウェビナー
「指示待ちリーダー・社員が自ら変化していく
自律型組織づくりの3つのポイント」
【開催日】
2025年4月24日(木)13:00~14:30
【参加費】
無料
【開催方式】
Zoom(オンライン開催)
【お申し込みはこちらから】
https://forms.gle/NUVnCNuUi9MsfD4t7
【ウェビナー内容】
・経営者とリーダーの悩み
・組織変革を阻む原因と新たなアプローチ方法
・自律/自走型組織づくりに必要な3つのポイント
・事例紹介
・自律型組織づくりの具体的な進め方
【こんな悩みの方が対象】
・指示待ち社員が多く、主体的に動かない
・若手社員が定着せず、育つ前に辞めてしまう
・中間層が育たず、現場が機能しにくくなっている
・組織の変化に対して抵抗感が強い
・社員の強みや役割が曖昧で、責任感が醸成されない
【講師】
株式会社ストレングスアスリード代表 山田裕介
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“関係性の質”を見直し、社員の力を引き出すための第一歩。
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