【経営者・管理職必見】“指示待ち社員”を生み出しているのは、実は上司かもしれない

強みを活かせば、職場が変わり
職場が変われば、成果が変わる。
組織変革ファシリテーターのやまちゃんです。

・「うちの社員は、言われないと動かない」

・「自分で考えてほしいのに、反応が薄い」
そんな“指示待ち社員”に頭を悩ませていませんか？

実はその“指示待ち”の正体は、
社員自身のやる気や能力不足ではなく、

組織や上司の関わり方が生み出している可能性があるのです。

このコラムでは、
「なぜ社員は指示待ちになるのか？」の構造に迫り、

社員が“自ら動きたくなる”組織へと変えていくための
ヒントをお届けします。

1、社員は「考えない」のではなく、「考えられない」？

・「もっと主体的に動いてほしい」

・「いちいち細かく指示するのは疲れる」

多くのマネージャーや経営者が抱える悩みです。

でも、その“指示待ち”の背景には、
こういった無意識のメッセージが潜んでいるかもしれません。
・「勝手にやって失敗したら怒られる」
・「考えたことを言っても否定される」
・「結局、上司のやり方が正解になる」
このような空気の中では、
社員は「自分の頭で考える」ことを避けるようになります。


つまり、「考えない」のではなく、
「考えても無駄」という経験を積み重ねているのです。

2、「上司の関わり方」が自律を阻害している？

自律型の社員を育てたいと願いながら、

無意識に部下の行動や言動を
“型にはめよう”
としていないでしょうか。

例えば、
・部下の報告にすぐ「でもさ、それは…」と被せる
・結果だけを求め、過程や意図を聞かない
・細かい“指導”が続き、裁量が与えられていない
こうしたマネジメントが積み重なると、

社員の「考える力」や「自分らしさ」は徐々に失われていきます。

3、指示を減らすには、“信じる”ことから始める

本当に自律型人材を育てたいなら、

大切なのは「任せること」以上に、
「信じること」です。
・たとえ遠回りでも、社員が自分で考えた方法を尊重する
・ミスを責めるのではなく、そこから一緒に学ぶ姿勢を示す
・完成度よりも「考えた」「行動した」ことを認める

社員は、自分の考えが認められる場でこそ、行動を変え始めます。

4、対話が、社員の“考える力”を呼び起こす

指示命令ではなく、「問いかけ」や「対話」がある職場では、

社員の思考力と行動力が育ちます。
・「どう思う？」と問いかける
・「なぜそう考えたの？」と興味を持つ
・「自分だったらどうしたいか？」を一緒に探る

これらは、一見すると非効率に見えるかもしれません。

でも、ここで得られる「考える習慣」は、

中長期的に見れば大きな“行動の差”を生みます。

5、社員の“強み”を知ることが第一歩

とはいえ、「どう対話すればいいか分からない」
という声もよく聞きます。


そこで役に立つのが、ストレングスファインダーです。
ストレングスファインダーは、
社員一人ひとりの「強み」や「思考のクセ」を見える化するツール。


強みが明確になると、
・社員が何にエネルギーを感じるか
・どんな言葉が届きやすいか
・どこでつまずきやすいか
が見えてくるため、上司と部下の対話が“的確で深いもの”になります。

6、指示待ちを生み出すのは、「関係性の質」

「関係性の質」が低いと、
どんなに良い制度や評価も機能しません。


社員は安心して本音が言えず、
やがて“黙って従うだけ”になります。

逆に、
・「この人となら話せる」
・「この人は自分を理解してくれている」と感じると、

社員は少しずつ“自分の意見”や“アイデア”を出せるようになります。

7、指示がいらない組織は、育てるもの

“考えて動ける社員”は、採用で見つけるものではなく、

育てるものです。

その鍵は、上司や経営者の関わり方を
少しずつ変えていくことにあります。


その変化は、誰にでも、今日から始められます。

8、セミナーのご案内

ストレングスアスリード特別ウェビナー


「指示待ちリーダー・社員が自ら変化していく 　
　　　　自律型組織づくりの3つのポイント」


【開催日】
2025年4月24日（木）13:00～14:30

【参加費】
無料

【開催方式】
Zoom（オンライン開催）

【お申し込みはこちらから】
https://forms.gle/NUVnCNuUi9MsfD4t7

【ウェビナー内容】
ウェビナーの内容
・経営者とリーダーの悩み
・組織変革を阻む原因と新たなアプローチ方法
・自律/自走型組織づくりに必要な3つのポイント
・事例紹介
・自律型組織づくりの具体的な進め方

【こんな悩みの方が対象】
・指示待ち社員が多く、主体的に動かない
・若手社員が定着せず、育つ前に辞めてしまう
・中間層が育たず、現場が機能しにくくなっている
・組織の変化に対して抵抗感が強い
・社員の強みや役割が曖昧で、責任感が醸成されない

【講師】
株式会社ストレングスアスリード代表 山田裕介

今回のコラムで紹介した
「指示待ちを生まない関係づくり」を、

具体的な実例と共に学べる90分。

“関係性の質”を見直し、社員の力を引き出すための第一歩。

あなたの会社の未来を変えるヒントが、ここにあります。
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