やる気がある人ほど辞めていく組織に未来はない——イキイキと働ける会社を共創しよう

山田裕介

山田裕介

テーマ:自律・自走型組織、組織開発・変革、ストレングスコーチング、コーチング、ストレングスファインダー



自分の才能をフルに発揮して
イキイキ働く人・組織を共創する
組織変革・ストレングスリーダー育成の専門家
山田裕介です。

「なぜ、やる気のある社員ほど辞めてしまうのか?」
その疑問に向き合ったとき、私自身の経験が答えを教えてくれました。

会社のビジョンや使命には共感しても、
現場のリーダーや組織に“チグハグ感”があると、
人は未来を描けなくなります。

今日は、会社のビジョンと個人のビジョンを描くことこそが、
指示待ちではなく、自ら考えて動き出す社員を創っていく
最高の方法だということを解説していきます。

やる気があるのに、なぜ組織を去らなければならなかったのか?

「自分はどうして製薬会社で、あんなにも売れたのだろう?」

今、改めて振り返ることがあります。

転職3回、いずれの会社に行っても、再現できたのか?
その理由はとてもシンプルでした。


それは
一人でも多くの患者さんを幸せにしたい

という、誰よりも強いビジョンを自分の中に持っていたからです。

そして偶然にも、製薬会社というフィールドは、
僕のビジョンと企業が掲げる使命が一致していました。


だからこそ、誰に指示されるでもなく、
勝手に考え、勝手に動き、勝手に売上をつくる。


いわゆる「自律自走する営業パーソン」
として活躍することができたのです。

しかし——。
結果的に、その組織に自分は残れませんでした。


なぜなら、企業の使命には共感できたものの、
社長や上司のビジョンにまったく共感できなかったからです。


いや、そもそも「ビジョン」というものを語っている姿さえ、
見たことがなかったのです。

語られないビジョンは、心を動かさない

これは、学校の先生にも通じることだと思っています。

子どもたちに「あなたの夢は何?」と問いかける大人が、
自分の夢を楽しそうに語らない。


これでは、誰も自分の夢を語ろうとは思えません。
組織も同じです。

僕がビジョンを語れば、必ずこう言われました。

・「またキレイごとばっかり言って」

・「売れてるからそんなこと言えるんだろ」

・「そんなもんで売れるなら苦労しないわ」

そして、いつも感じていた違和感——

「なぜ、自分は売れているのに組織の中で居場所がないのか?」

「なぜ、一番製品が好きで、仕事が楽しくてたまらない自分が、
 歓迎されないのか?」

「なぜ、やる気も情熱もある自分が、正しいことを言っているはずなのに…?」
そうして相談をすれば、返ってくる言葉は決まってこうでした。


「正しいことをすればいいってもんじゃない」

「長いものに巻かれることを覚えろ」

「会社の言われた通りにやればいいんだ」
製薬会社の使命には共感するけど
本当に悔しかったです。

日本のやる気ある社員の割合は、たった6%

日本の社員のエンゲージメント率は、
わずか6%だと言われています。


つまり、
「やる気にあふれ、主体的に動ける人」は極めて少数派。


そして、少数派は浮いてしまう。


結果、組織に残りづらくなり、去っていく。

これが、日本の多くの組織で起こっている現実です。

人事担当者の方とお話ししていると、
よくこんな声を耳にします。


/

「辞める人って、実はやる気があって、
本当は組織にいてほしい人なんですよね…」


この状況、間違いなく組織の未来を壊している。


やる気がある人、自ら動く人、未来をつくる人が職場から離れていく。
新しいチャレンジをするのを送り出すのは嬉しいが
とても切なくなると語っている姿がとても印象的でした。

それでは会社はどこに向かうのでしょうか?

「仕方ない」「我慢だ」と言っているうちに、
気がつけば挑戦者のいない組織になってしまうのです。

だからこそ、今、組織変革の伴走支援をしています

僕が「組織変革の伴走支援」をしている理由は、
まさにここにあります。


やる気がある人こそが、
誇りを持って働き続けられる組織をつくる。


一人ひとりが自分の才能を最大限に発揮し、
イキイキと働ける環境を共創する。

それが僕のミッションです。

僕自身が、組織の中で「やる気があること」を理由に
浮いてしまった経験があるからこそ、

同じように苦しむ人を救いたい。


自ら考え、自ら動き、自分のビジョンをもって組織に貢献できる。

そんな人が評価される組織を、日本中に増やしていきたいと思っています。

こんな課題を感じている経営者・人事担当者の方へ

  1. 社員のやる気を高め、売上を最大化したい

  2. 自ら考え、動く社員を育てたい

  3. 会社のミッション・ビジョン・バリューを現場まで浸透させたい


そんな悩みを抱えているなら、ぜひ一度ご相談ください。

「やる気のある人が辞めていく組織」から、

「やる気のある人が育ち、残り、さらに次のリーダーを育てていく組織」へ。

最近では、講演依頼も増えています。

全国どこでも伺いますので、講演・研修・組織変革に関する
お問い合わせもお気軽にどうぞ!

まとめ

やる気のある人が辞めてしまう組織は、未来を失います。

でも、その逆も可能です。


やる気がある人、自ら考え動ける人が残り、活躍し続ける組織は、
必ず未来を切り拓いていけます。

そのためには、経営者・リーダーが「ビジョンを語ること」

そして、社員一人ひとりが「自分のビジョン」を語れる場をつくること。

今から、一緒に始めませんか?

やる気がある人がイキイキと働ける組織を、日本中に共創しましょう!

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Mybestpro Members

山田裕介
専門家

山田裕介(企業研修講師・ストレングスコーチ)

株式会社ストレングスアスリード

リーダーが自分やメンバーの強みを見つけ、本来持っている能力を発揮させる。その結果、組織のパフォーマンスが向上し業績もあがっていく。持続的成長を遂げている企業が取り入れている、新しい対話型研修です。

山田裕介プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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