企業成長の鍵!新入社員のストレングスファインダーを活用する方法

山田裕介

山田裕介

テーマ:新入社員研修、若手社員研修、若手育成研修、相互理解、チームビルディング研修、ストレングスファインダー


企業の成長を支えるのは、
間違いなく「人材の力」です。

特に新入社員は、
組織に新しいエネルギーと可能性をもたらします。

しかし、そのポテンシャルを最大限に引き出すためには、
単なる研修では不十分です。

ここで注目したいのが
「ストレングスファインダー」の活用です。

本コラムでは、新入社員が自分の強みを理解し、
それを活かして企業成長を加速させる方法を解説します。

1、なぜ新入社員にストレングスファインダーが必要なのか?

新入社員の教育では、
業務の基礎知識やスキルの習得が重視されますが、
それだけでは個々の持つ潜在能力を引き出すのは難しいです。

ストレングスファインダーは、
一人ひとりの特性や強みを可視化するツールとして、
企業成長に大きな役割を果たします。

① 自己理解が成長の出発点になる

新入社員が早い段階で自分の特性や得意分野を理解することで、
次のようなメリットがあります。
・自分の強みに基づいた行動が取りやすくなる
・「なぜこれが苦手なのか?」といった自己課題への理解が深まる
・自信を持って業務に取り組める

② 適材適所で活躍できる場を提供できる

企業側が新入社員の強みを把握することで、
適材適所の配属や役割設定が可能になります。

・コミュニケーションが得意な社員には、
 チームの潤滑油となる役割を
・分析が得意な社員には、データ管理や戦略設計を

このように強みを活かした配置は、
社員のモチベーションとパフォーマンス向上に直結します。

2、ストレングスファインダーの活用方法

① 新入社員研修に組み込む

ストレングスファインダーを
新入社員研修のプログラムに導入することで、
早い段階から自己理解を促進します。

研修の流れ例

1. ストレングスファインダーを実施
→事前にオンラインで診断を受け、結果を可視化する。
2. 結果のフィードバックセッション
→各自の強みを解説し、仕事への活かし方をディスカッション。
3. グループワークで実践
→お互いの強みを共有し、チームでどう活かせるかを考えるワークを実施。

② 上司とのキャリア面談に活用する

ストレングスファインダーの結果をもとに、
新入社員と上司がキャリアパスについて具体的に話し合う機会を設けます。
・短期目標:現場でどのように強みを活かすかを設定する
・中長期目標:将来どのような役割で活躍したいかを確認する

上司が部下の強みを理解することで、
的確な指導やフォローが可能になります。

③ チームビルディングに活用する

新入社員が既存のチームに溶け込むには、
お互いの特性を理解し合う場が必要です。

チームビルディングの例

・各メンバーが自分の強みを共有する
・チーム全体の強みの傾向を分析し、役割分担を再構築する
・苦手な部分を補い合うための協力体制をつくる

3、ストレングスファインダー導入のメリット

① 離職率の低下

自己理解を深めた社員は、
自分の役割や貢献度を実感しやすくなります。

それにより、職場への愛着が高まり、離職率が低下します。

② 生産性の向上

各社員が強みを活かして働くことで、
無駄が減り、生産性が向上します。

また、チーム全体としてのパフォーマンスも高まります。

③ 社員間の信頼関係の構築

お互いの特性を理解することで、
コミュニケーションが円滑になり、
心理的安全性の高い職場が実現します。

4、実際に導入した企業の成功事例

あるIT企業では、
新入社員研修にストレングスファインダーを導入しました。

結果、以下のような成果が得られました。
・社員定着率が向上:強みを活かした配置により、社員がやりがいを感じやすくなった
・チームパフォーマンスが向上:お互いの得意分野を尊重し合い、協力する体制が構築された
・新規プロジェクトの成功率が上昇:個人の強みを反映した役割分担が奏功した

5、まとめ:ストレングスファインダーで新入社員の可能性を広げ

ストレングスファインダーは、新入社員の強みを引き出し、
企業全体の成長を加速させる強力なツールです。
導入のポイント
1. 研修プログラムに組み込む
2. キャリア面談で活用する
3. チームビルディングに役立てる

新入社員の可能性を最大限に引き出し、
企業の未来を明るくする第一歩として、
ストレングスファインダーの活用をぜひ検討してみてください。

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Mybestpro Members

山田裕介
専門家

山田裕介(企業研修講師・ストレングスコーチ)

株式会社ストレングスアスリード

リーダーが自分やメンバーの強みを見つけ、本来持っている能力を発揮させる。その結果、組織のパフォーマンスが向上し業績もあがっていく。持続的成長を遂げている企業が取り入れている、新しい対話型研修です。

山田裕介プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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