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歯を白くしたい!ホワイトニングの効果を最大に高めるためのコツと注意点

春藤泰之

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テーマ:虫歯のトラブルと治療方法

早く確実に白い歯をゲットできるホワイトニングの歴史


ホワイトニングとは歯を白くする方法で、大きく分けると2つの方法があります。
オフィスホワイトニングは歯科医院で施術を受け、ホームホワイトニングは、歯科医師から指示をもらい自宅で行うホワイトニングです。

歯を白くするという技術は、1844年頃に始まったと言われています。
当時はミョウバンを使っていましたが、その後1877年からは、酸の力で歯の表面のエナメルを溶かすようになりました。
そして、ホワイトニング剤に光を当てて白くする方法が1918年に発見されました。
これが現在、主流となっているホワイトニング方法の元になったと言われています。

その後、1989年に過酸化尿素を使ったホームホワイトニングの実用化がアメリカで始まっています。

日本では、1995年にCMで有名になったアパタイト入りの歯磨き剤の発売をきっかけにホワイトニングが普及し、国内初のホワイトニングサロンも登場しました。
そして1998年5月から、歯科医院でオフィスホワイトニングの提供ができるようになりました。

歯科医で受けるオフィスホワイトニング 施術の流れ


歯科医で受けるオフィスホワイトニングは次のような流れで行います。

□始めに口の中全体のチェックをして、着色や歯石を除去、虫歯がないかを確認します。
□次に施術前の歯の色の記録をとるため写真撮影を行います。
□歯茎を守るガードをした後、歯に薬を塗って光を当てます。
(この時、歯に痛みやしみる感じがないか確認しながら行います)
□薬をよく洗い流します。
□薬を塗って、光を当てる施術を2回繰り返します。
□最後に歯の表面にトリートメント剤を塗布します。

1週間後に痛みやしみる感覚がないか確認し、施術前の写真と色を比較しながら再び薬を塗布し光をあてます。
施術は30分から1時間かかります。
1週間おきに合計3回の施術を受ければ完了です。

以上が大まかな流れですが、歯科医院によっては、自宅で行うホームホワイトニングの併用をすすめるところもあります。

オフィスホワイトニング治療中に注意すること


ホワイトニングは、その効果を最大にするためにも自宅での食生活などに注意する必要があります。

まず施術を受けた直後から1時間ぐらいまでは飲食を控えましょう。
そして、施術が完了するまでの約1カ月は、次のような色がつきやすい飲食物は取らないようにします。

◆摂取しない方が良いもの
・飲み物
コーヒーや紅茶、ウーロン茶、抹茶、赤ワイン、コーラやココア、ベリー系ジュース、炭酸飲料
・食べ物
カレー、ケチャップ、キムチやコチュジャン、豆板醤、チョコレート、味噌、ソース、カラシ、わさび、合成着色料が入った食品、色の濃い野菜
・その他
タバコ、うがい薬、口紅

◆食べてよいもの
・飲み物
牛乳、ハーブティー、白ワイン、日本酒、お吸い物、白味噌汁
・食べ物
米、豆腐、パン、ラーメン、うどん、ホワイトソース系パスタ、白身魚、貝柱、エビ、しらす、大根、サトイモ、乳製品(ヨーグルトやチーズ)、

食事以外に注意することは、ホワイトニング直後は歯の表面の水分量が低下して敏感になっているため、熱いものや冷たいもの、酸っぱい物を食べることや、喫煙といった刺激の強いものは避けてください。

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春藤泰之
専門家

春藤泰之(歯科医)

医療法人社団春藤歯科医院

患者さまとのファーストコンタクトである電話での応対や受付など、接客・接遇に力を入れ、「嫌い」「行きたくない」といった歯科医院のイメージ向上に取り組んでいます

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