歯ブラシはいつが替え時?毛の状態が交換時期の目安
歯ブラシは、形状や材質、歯の状態に合ったものを選んで下さい
ドラッグストアでは、たくさんの種類の歯ブラシが販売されています。普通の歯ブラシであれば100円以下のものも販売されていますし、電動式歯ブラシであれば3万円ぐらいと、歯ブラシの種類や値段はバリエーションが豊かです。
歯ブラシを選ぶ時に注意するポイントは、自分の歯の状態に合ったものを選ぶことです。現在、虫歯や歯周病などの治療中なら、症状を悪化させないような形状や材質のものを使うようにしましょう。
どれを選んでよいかわからない場合は、歯科医で歯のチェックを受けて、歯ブラシのアドバイスを受けるようにしましょう。
歯ブラシ選びは「硬さ」のチェックを最優先に
歯ブラシ選びで最初にチェックする項目は、「ブラシの硬さ」です。歯周病の有無や自分の磨き方の強さを考えて、歯ブラシを選定していきます。
歯ブラシの硬さは大まかに4つに分かれています。
歯質が強く歯肉も厚いタイプの人は、エクストラハード、スーパーハード、ハード(「かなり硬め」、「硬め」)が適しています。
磨いた後に爽快感があります。
ただし、歯肉に腫れや痛み、出血がある人や知覚過敏、力を入れて磨く癖がある人には適していません。歯や歯肉が健康で、歯肉が下がっておらず、出血や痛み、腫れなどのトラブルがない時は、ミディアムハードやミディアム・ソフト(「やや硬め」、「中くらいの硬さ」)が向いています。
歯の表面や歯肉の質が柔らかい人、1日3回以上、時間をかけて歯磨きをする人には、ソフト、スーパーソフト(「柔らかめ」)が適しています。歯磨き時に出血がある人や、歯肉が下がっている、または腫れて出血や痛みがある人は、このタイプのブラシを毎日の歯磨きで使うようにします。
エキストラスーパーソフト(「かなり柔らかめ」)は、歯磨き時に痛みやしみがひどく、腫れている状態の歯に適しています。
毛先の形状やヘッドの大きさは、好みや使い勝手を考えて
ブラシの毛の硬さが決まれば、毛の細さをチェックします。毛は細ければ細いほどクリーニング効果が高いと言うわけではありません。細すぎると歯茎にチクチクと痛みを感じることもありますし、毛先を細かく動かすように磨かなければならないので、やりづらさを感じる人も多くいます。
ヘッドの大きさは、奥歯のさらに奥の部分、歯の付け根に毛先が届けばOKなので、自分の使いやすいものを選んでください。また、自分の歯並びにあったものを選ぶようにしましょう。