シューズクローゼット/シューズクローク/玄関収納のある家をつくる
現在、住宅ローンの金利は、非常に低くなっています。
一番安い変動金利は1%を大きく下回り、0.5%台。
10年固定金利にした場合でさえ、1%を下回るところが出てきました。
一方、住宅ローン減税も継続されています。
現在の住宅ローン減税は控除率1.0%。最長10年で最大400万円までとなっています。
これらの数字を見て頂ければ判りますが、減税の控除率がローン金利を上回っています。
たとえば、住宅ローンの金利が0.6%、ローン残高が4,000万円であれば、ざっくりとした計算ですが、
【住宅ローンで支払う利子】4000万円×0.6%=24万円
【住宅ローン減税で戻ってくる税金】4000万円×1%=40万円
【差額】16万円
・・・となり、「ローンを組んでいるのに収支がプラスになる」という、不思議な現象がおこっています。
※ちなみに、支払っている所得税が元々40万円以下であれば、控除が使い切れなくなります。
※そういう意味では、所得税の高い(収入が多い、扶養家族が少ない)人ほど、この恩恵が大きく受けられます。
以前にも書きましたが、私は、家を建てる時期については「必要に応じて」決めて頂くのが一番良いと思っています。
しかし、現在のような経済状況の場合、もし新築計画があるのでしたら、今、具体的に検討をはじめて貰っても良いのではないかと思います。
ちなみに「住宅ローンで家を建てるより、自己資金で家を建てる方が、施工会社に優遇されるのではないか」と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことは全くありません。
住宅ローンが確実に実行される状況であれば、資金計画としては全く問題はありません。
自己資金が充分にあっても、あえて大型の住宅ローンを組む方もいらっしゃいます。
ただ、家が完成するまでの中間支払いや、諸経費の支払い方法、時期などの問題もありますので、資金計画については、施工会社と一緒に話を進めていった方が良いかもしれません。
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