スキップフロアの家/ロフトのある家の問題点/注意点について。
今までスキップフロアのある家、ロフトの家のある家を幾つか設計してきました。
そこで今回と次回は、失敗しない「スキップフロアの家」「ロフトやのある家」を建てる方法について、書いていきます。
私は、家の設計とは「住む人が求める部屋の条件」と「建てる敷地の条件」から、最適な形を見いだしていくという作業だと考えています。
最初から「こういう形の家にしたい」と考えて、プランニングを行うのではありません。
「土地」と「住む人」から、条件を詰めていき、結果として家が出来ていくのです。
(あと、もう一つの大きな条件は「コスト」になりますが・・・)
敷地の条件を最大限生かした上で家を設計しようとしたとき、スキップフロアやロフトが有効になる場合があります。
たとえば、敷地の面積が狭い場合や、高低差のある土地のときです。
陽当たりや通風を上手く取ろうとすると、どうしても上下方向に工夫が必要になります。
そんなときに、敷地を生かした家を設計すると、必然的に一部スキップフロア、ロフトを採用した設計になることが多いのです。
【参考】高低差のある住宅地、傾斜地に家を建てる方法(傾斜地を購入するとき注意すること)
http://mbp-japan.com/hyogo/revontulet/column/36895/
もう一つの理由は、部屋の天井は、用途によって求められる高さが変わってくることです。
「リビング・ダイニング」「寝室」「ビルトインガレージ」など、広さも用途も違う空間が同じ天井高である必要はありません。
ビルトインガレージなら、最低限、人が立てる高さ(2m程度)あれば良いし、広いリビングダイニングは、開放感を得るためにも高い方が良いでしょう。
(もちろん、好みもありますが)
【参考】ビルトインガレージ/屋外収納
http://mbp-japan.com/hyogo/revontulet/column/33398/
空間の種類、用途によって必要な高さは変わってきます。
その結果として、スキップフロアやロフトが必要になる場合があるのです。
では、スキップフロアの家、ロフト(吹き抜けも同様でしょうか)のある家の問題点、建てるときに注意することは何でしょうか?
・・・これについては、次回、書いていきます。
【第二回】スキップフロアの家/ロフトのある家の問題点/注意点について。
http://mbp-japan.com/hyogo/revontulet/column/37658/
◆ 関連コラム / 目次 ◆
変形地に家を建てる方法
http://mbp-japan.com/hyogo/revontulet/column/37232/
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テーマ別コラムのまとめ【ペット/寒さ対策/子育て/地震に強い鉄筋コンクリート住宅など】
http://mbp-japan.com/hyogo/revontulet/column/25680/
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