ラウンドの時緊張をどうほぐすか?
飛距離が伸びてきて、右方向への球が激減したCさん
今回は比較的小柄な女性のCさんです。
2か月前のラウンドでは、飛距離は120ヤード程度。しかも右へのプッシュアウトが多く、なかなかフェアウェイに行けませんでした。
しかしこの日のCさんは、160ヤードを超えるショットも何回かありましたし、何より右に出る球が激減し、『カートに乗れる回数』が圧倒的に増えました。
もちろんまだまだエラーも多いですが、このまま伸びていってくれれば年内に100を切るのは確実だと思われます。
ただ、いつも申し上げている通り、良いショットの写真を載せても開設する部分が少ないので、今回は敢えて良くなかったショットの写真を載せました。
では解説していきましょう。
1では既に左肩が右股関節の上に来ており、もうこれ以上上げる必要はありません。
白い枠で囲った部分のフェース面もきちんとできていますね?
ところが2ではさらに上げてしまっており、これが後で振り遅れの原因となっています。
3では黄色い矢印で示した右腰は回転しようとしているのですが、振りかぶり過ぎているため戻ることができていません。
そのため4から5、そして6にかけて腕や上半身の動こうとしている方向は緑の矢印で示したように正しいのですが、2での行き過ぎが原因でヘッドを戻しきることができず、シャフトが横から下りてきてしまっています。
7では既にコックがほどけていますし、ヘッドも開いて横殴りになっています。
8の白い枠で囲った部分2か所(グリップとヘッド)を見れば、開いていることが良く分かりますね?
また振り遅れからウェイトも青い線の所にとどまったままです。
9を見て頂けば、インパクトの瞬間にフェースが開いて当たっていることが良く分かります。
体重が残り、横殴りに入ってきたので10では左ひじを逃がしています。
またのどの下(スウィングセンタースウィングセンター)からグリップエンドが黄色い矢印で示したように一直線です。
これは俗に言う『ヘッドが走っていない』状態です。
だから11も12もコックが逆方向になってしまっています。
この時のショットは、140ヤード先の右サイドにあるバンカーに捕まってしまいました。
最初の方でも申し上げていますが、この写真はこの日の最悪と言ってもいいショットです。
解説のために敢えて載せたものです。
この日のCさんは、絶好調・・・とまではいかないまでも、ご自身が満足できるショットを連発していました。
いかがでしたか?
小柄でキャリアの浅い女性でも、練習次第では一気に飛距離を伸ばすことが可能です。
スコアも距離が伸びるとセカンド・サードで持つクラブが短いものになりコントロールがしやすくなって上がってきます。
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