熱中症対策に関して、再度注意喚起したいと思います。

深田洋史

深田洋史

テーマ:熱中症対策

熱中症の危険と回避の仕方

再度、熱中症について注意喚起を促したいと思います。
昨日コースを回ってきましたが、やはりこの猛暑、いや酷暑の中では熱中症に対する注意はいくらしてもし足りないと感じました。
今までにも熱中症対策については書いてきましたが、再度書かせて頂きます。

まず給水です。
この酷暑では、自分では大したことはないと思っていても大量の汗をかいています。
ハーフで1リットルを目安に、水分補給をしましょう。
そのうち半分はスポーツドリンク。半分は水かお茶。
塩飴なども携行する必要があります。
水分が足りているか?の目安は、茶店で通常通りの量と濃さの排尿があるかどうか?です。
濃かったり、少なかったりしたら水分不足を自覚してください。
またアルコール類は厳禁です。利尿剤であると同時に、分解するのに大量の水分を必要とします。
のど越しを楽しみたいかもしれませんが、アルコール類はやめましょう。
また冷えた飲み物は、美味しいですが胃の温度だけを下げてしまいます。
そうすると体は、『体が冷えた。体温を上げなければ!』となってしまい、逆効果です。
キンキンに冷えた飲み物を口にするのは避け、少し冷たいくらいの温度のものを飲むことを心がけましょう。

次に体温を低下させる措置です。
汗をかいただけでは、体温は低下しません。
汗が蒸発することによって、はじめて温度が下がるのです。
ですから湿度が高い時などは、汗はかくけど体温は下がらないので、コールドスプレー等で強制的に下げてやる必要があります。
事実、私も昨日あれだけきちんと給水をしているにもかかわらず、熱中症になりかかりました。
風がなく、汗が蒸発しないためです。
持参したコールドスプレーで冷やして、すぐに改善できましたが、持っていなかったら危なかったかもしれません。
コールドスプレー以外では、氷のうなども有効です。
どちらを使うにしても、頭・首筋・脇の下・鼠径部をしっかりと冷やしてください。
どこも太い血管が走っていますので、ここを冷やすことで血流の温度が下がる=体温を下げられることができます。

最後は服装についてです。
バイザーではなく、帽子をかぶりましょう。
バイザーでは、頭全体を覆うことができません。たった布切れ一枚のことですが、直射日光を浴びるのと浴びないのとでは、大きな違いが出ます。
キャップでもいいですし、首筋まで影になるつばの大きなハットもいいでしょう。
さらに言うなら、キャップ等を2~3個用意しましょう。
帽子が汗を吸わなくなったら、蒸発も効果が悪くなります。
汗が滴るようなら、帽子を変えて汗を吸わせましょう。
脳は高温に弱いです。健康のみならず、プレーにも影響が出ますから頭の温度を下げることにも注意が必要です。
帽子だけでなく、ウェアも着替えると良いでしょう。
ウェアも汗を吸ってしまうと、蒸発できなくなって体温を下げられなくなります。
ハーフで1回着替えると、それだけで熱中症の予防に効果があります。
また汗臭いのは、レストランで他の人に不快な思いをさせる可能性があります。
熱中症予防のみならず、マナーの問題としても着替えた方が良いでしょうね。

他には、日傘を使用する。汗はタオルではたくようにして、こすらない。こするとやけどになります。
できるだけ地肌を露出しないなどを心がけましょう。

暑い季節でも、ゴルフは楽しいです!
熱中症対策を心がけ、のびのびゴルフを楽しみましょう。
オーシャンゴルフアカデミーでは、冷暖房完備で夏は涼しく、冬は暖かな環境で練習していただけます。
皆様のお越しをお待ちいたしております。

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深田洋史
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深田洋史(スポーツインストラクター)

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