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プロを利用しないのはもったいないですよ。

2018年6月29日 公開 / 2021年3月1日更新

テーマ:レッスン

コラムカテゴリ:スクール・習い事

ゴルフ雑誌やレッスン書に書いてあることを、どう実現するか?
実現するために必要なこととは。

良く生徒さんから訊かれることをお話ししましょう。
特に勉強熱心な生徒さんほど多いご質問を並べてみますね。
『ゴルフ雑誌に書いてある通りにやったんですが、上手くいきません』
『レッスン番組でやっていたことをやろうとするんですけど、できないんです』
極めつけは『あの雑誌に書いてあることは正しいんですか?間違っていませんか?』
結論を先に申し上げます。
どのレッスンも正しいです。言われている(書かれている)やり方も、間違いではありません。
では何故上手くいかないことが多々あるのでしょうか?
それは病気にたとえてみればわかりやすいと思います。(縁起の悪い例えですみません)
肝炎にもA型、B型、C型とあります。
ひと口に肝炎と言っても、A・B・Cでそれぞれ症状も違いますし、何より処方される薬が違います。
そうなんです。この薬がそれぞれのレッスン書であり、レッスン番組なんです。
貴方のタイプがAだったとしましょう。その時にCの薬を飲んだとしても効くわけがありません。
つまりAタイプのエラーには、Aタイプのレッスン(直し方)が必要なのです。
ところが皆さんは、自分のエラーもしくは良くしたいところがAなのかBなのかあるいはCなのかをご存じありません。
自分がどのタイプか?を知らずに薬(レッスン)を飲んで(やって)みたって、上手くいくのは偶然同じタイプに当たった時だけです。
こんなふうに、違うタイプの練習法や打ち方をごちゃまぜにしてやっていると、そのうち色々と矛盾が出てきて訳がわからなくなってしまいます。
ではどうすればいいのか?
やはりプロに診てもらうのが一番の早道でしょう。
『自分はどのタイプの選手の真似をすればいいのか?』
『どのレッスン書のタイプが合うのか?』
それらのことをプロに確認してもらった上で、書いてあることの真似をした方がいいですね。
『プロに習うのなら、レッスン書は要らないんじゃないのか?』
という疑問が出ると思いますが、『自習』は必要です。
自習するにあたって、参考書が見当外れであっては意味がないですよね?
そのためにもプロの目が必要なんです。
自習が基本の予備校にだって、講師の先生はいますし、参考書も志望校によって変わってきます。
どのレベルを目指しているのか?
どのような球筋を目指してやるのか?
そのテキストは、自分のレベルに合っているのか?
などなどに指針を与えてくれるのがプロの目なんですね。
まずは自分のレベルがどの程度のテキストに合っているのか?
どのタイプの薬を服用(レッスン書を参考に)すればいいのか?を、プロについて習って、まずは見極めをしてもらう必要があります。

レッスンでやるだけが練習ではないことは、皆さんなら十分お分かりだと思います。
自分で練習をするためには、習う以外の勉強も必要です。
ただその時に、自分に合わない勉強法ではかえってマイナスです。
そのために、基本を押さえるためにプロのレッスンを活用してください。
もしもうレッスンに通っているのでしたら、習っているプロに聞くと良いでしょう。
プロって、いろんな引き出しを持っています。
レッスンに通うだけで、自習に利用しないのはもったいないですよ(笑)
スウィングのこと。クラブのこと。
なんでも聞いてみましょう。
もし満足できる答えをしてくれなかったら?
セカンドオピニオンを求める方がいいかもしれませんね。
とにかく、クラブ選びの時にも言いましたが、自分に合ったプロを探す手間を惜しまないことです。
次回は、オーシャンゴルフアカデミーに来られた方の実例で『合うプロと合わないプロ』についてお話ししますね。

この記事を書いたプロ

深田洋史

ゴルフレッスン&クラフトのプロ

深田洋史(Craftsman Golf Shop Ocean CLUB)

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