大きく振りかぶっても、振り切れなければ距離は伸びません
スウィングを直して飛距離アップ! 飛距離を伸ばしてスコアもアップ!
今日は、先日ラウンドレッスンさせて頂いたOさんの話です。
Oさんは、どうしてもオーバースウィング気味になり、軸が安定せず飛距離が出ませんでした。
綺麗な球筋で打っても、伸びがないのが悩みでした。
そこでオーバースウィングを可能な限り収める手法を考案し、試したところ大当たり!
飛距離も約20ヤード伸び、平均して90代半ばから後半だったスコアも45:42の88と大化けしました。
その方法ですが、簡単に言ってしまえば『右手の小指を、少し強めに握る』です。
通常グリップを強く握ることはダメとされていますが、Oさんの場合はトップで右手が緩んでしまい、それがオーバースウィングにつながっていました。
だから右手。それも小指を強めに握ることでオーバースウィングを解消したのです。
では半年前の画像と比較しながら解説していきましょう。
(左が半年前。右が先日のものです)
左では、シャフトが上に上がっていますが、右ではきちんとプレーン上を動いています。
左の持ち上げるようなテイクバックと比べて、右は回転で上がっていますからグリップエンドがスウィングセンターからずれていません。
また紫の線で囲った部分にご注目下さい。左はコックが浅く、リリースされた状態のままですが、右ではきちんとセットアップ時の角度が維持されています。それは手の甲の向きとフェース面の向きが一致していることでもわかります。
この2枚を比較すれば、捻転の差は一目瞭然でしょう。
左が伸び上がっているのに対して、右ではまだ余力のある回転の仕方です。
しっかりウェイトも乗っていますね。
左は、握りが緩んでいるためオンプレーンに乗せられず、上に逃げてしまっています。
右はクラブがきちんとプレーン上を動いています。
左はまだクラブが止まっていません。2の写真の位置でいいのに、行き過ぎてしまっているのです。
それも右手のゆるみから来ています。
右は・・・完璧です(笑)修正するポイントが見つかりません。
行き過ぎているため、ダウンスウィングでもリリースが早くなり、この時点ですでにシャフトがインパクトの時の形でしなってしまっています。
右は、綺麗に左に体重を動かしながらダウンスウィングに入っています。
しなりもきちんと出ていますね。
このスウィングでOさんは飛距離が伸び、スコアも平均を10打ほども上回る46:42の88で廻りました。
特に後半は、風がきつくなったにもかかわらず、しかも池ポチャが2回もあったにもかかわらずこのスコアでした。
ただ最後に申し上げておきますが、オーバースウィングの原因はこれだけではありません。
さまざまな理由があって起きます。
Oさんの場合はこの方法で上手くいきましたが、もし試してみて上手くいかない場合は、すぐにやめてください。
他の理由からかもしれませんので、その場合はまた別の対処法が必要になります。
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