ハーフラウンドレッスン(男性編)
昨日はKさんとTさんのラウンドレッスンでした。
今日ここで言いたいのは、100人のゴルファーがいれば、スウィングも100通りあっていいのだということです。
KさんとTさんは、年齢も体格も柔軟性も全然違います。
だからスウィングが異なっていて当然なのです。
レッスン書や雑誌に載っているスウィングは、とてもきれいですし無駄もありません。
しかし、万人がこのようなスウィングができるのか?といえば決してそうは言いきれないでしょう。
もちろん教科書にあるような、スウィングのセオリーを無視してよいということではありません。
基本はきちんと抑える必要があります。
というか、基本がちゃんとできてさえいればスウィングには個性があっていいと思うのです。
今回は2回に分けてお二人のスウィングを見ていきましょう
では、まずKさんの連続写真をお見せしましょう。
1枚目のセットアップでフェースは被り気味ですし、2枚目のテイクバックではクラブが体から離れています。
3枚目の位置がトップなら、Kさんの柔軟性からすると最高なのですが、4枚目の位置にまで上がりすぎています。
そのため、やや体が突っ込み気味になってしまっています。
しかし!この時のショットは、Kさんのベストドライブでした。
何故か? それは5枚目のダウンスウィングと、6枚目のフォロースルーを見て頂ければわかります。
5枚目でのシャフトのしなり!どうです?凄いでしょう?
これは教科書では、もっと体の正面に近い位置でおきるしなりなのですが、Kさんの場合ここでしなってこないと右にすっ飛んで行ってしまうのです。
それがKさんの体の回転とクラブの動きに合ったタイミングだからです。
それが良く分かるのが6枚目です。5枚目と軸の位置が狂っていないですね?
だから真っすぐに、よく飛びました。
7枚目ではチョッとカッコ悪いですが、真っすぐよく飛べば構わないですよね?(笑)
では第2回に続きます