基本動作重要性
今日はKSさんとHKさんのラウンドレッスンでした。
そしてKSさんがホールインワンを達成されました!
場所は、三木よかわカントリー倶楽部 西コース 3番ホール 137ヤード
使用クラブは7番アイアンでした。
ややトップ気味の球は、ピン手前10mに落ち、スルスルと伸びてカップに吸い込まれました。
グリーン面がティーインググランドよりやや低かったため、入る瞬間がよく見えました。
KSさん、おめでとうございます。
さて、ここからはいつものようにスウィングの解説をしていきたいと思います。
KSさんのホールインワンは、ここのところやってきた基本動作の反復練習に負うところが大きいです。
グリップ・エイミング・セットアップの3つを確認しながらレッスンを続けてきました。
さらには前回のSさんの項でも述べましたが、フォーアームローテーションを繰り返しレッスンしてきました。
今回のエース(ホールインワン)は、この基本動作が全て確実にできたからでしょう。
ではKSさんのスウィングを見てみましょう。
赤い線は本来の軸があるべきところ。青い線は実際の軸の場所です。
紫で囲った部分は、注目箇所です。
なお、これはエースを出したホールのスウィングではありません。
KSさんは手首が硬く、コックが充分にできません。
そのためどうしてもトップでフェース面がシャットになってしまいます(紫で囲んだ部分)
しかし体の捻転もほぼ満足な位置まで廻っていますし、KSさんと培ってきた、彼自身のタイミングで切り返すことによってかなり真っ直ぐ飛ぶようになってきました。
まだまだムラは多いですが、この切り返しのタイミングを完全に自分のものにできた時には、楽々と90が切れるようになっているでしょう。
次にHKさんを見てみましょう。
HKさんはゴルフ歴が浅く、ラウンド回数も少ないため時々とんでもないエラーが出ます。
これはその典型的なミスショットの瞬間を捉えた写真です(笑)
肩が廻っておらず、体重が右に乗っていません。
本来赤の線のところまで来るべき体重軸が青い線のところに残っています。
そのためオレンジの線のように左に傾いたトップになってしまうのです。
この時の球は、右にプッシュアウトし、スライスの弱々しい球でした。
しかし他のホールでは、素晴らしいショットもありましたよ。
特に最終ホールでは、私もオーバードライブされました。
パーも獲れましたしね。
HKさん、これからも基本動作の反復練習に励みましょうね!
皆さんもエースを出したくないですか?
そのためには、やはり基本動作の反復練習が大事ですよ!