勘違いしてますよ・・・
9月1日(土)に、山御影ゴルフセンターでレンジレッスンを行いました。
こられた方の中から、3人の方のスウィングを分析してみたいと思います。
最初は、初心者の域を徐々に脱しつつあるOKさん。
左肩がよく廻り、右ひざの上まで来ています。
以前に比べて、体の捻転が格段に良くなりました。
ただ、惜しむらくはクラブを手で上に押し上げてしまっているところです。
もう少し軽く、クラブ任せにできたらミスは3割減るでしょう(笑)
クラブを手で押し上げることの弊害は、下の写真のように体重移動が少なくなってしまうところです。
左に踏み込めていないのがわかると思います。
2番目はそろそろ中級者に入りつつあるKTさん。
左肩の入り方も、左腕が地面と平行になっているところもバッチリ!です。
よくウェイトも乗っています。
ただKTさんの身体的特徴として、異様なほどの手首の軟らかさがあります。
この軟らかさは、メリット・デメリットともにある諸刃の剣です。
手首が軟らかすぎるがゆえに、フワッと浮くショットも打てますが、逆にオーバースウィング的な動きもしてしまうからです。
この行き過ぎを止めるため、足幅を広くして土台を安定させ、廻りすぎを制御したところ、飛距離も伸び方向性も良くなりました。
最後は上級者入りを目指すSMさん。
体の捻転速度が速く、飛距離の出るSMさんですが、ごらんのとおりやや肩の入りが浅く、コックが解けるのが早くなっています。
そのためフェースを上から叩き込むようなインパクトになりがちで、スピン量が多く、前に伸びるはずのものが上に逃げてしまうことが多々あります。
これを修正するために、体の回転と手の動きを一致させる練習をしました。
具体的にはインテンショナルフック・スライスを打ってもらい、体の回転と手の動きを意識してもらいました。
みなさん、いい季節になってきましたよ(笑)
練習して、楽しいゴルフをしましょうね!