40歳男性が婚活で感じる「温度差の壁」 ― 真剣なのに、なぜ頼れない人に見えてしまうのか ―

自念真千子

自念真千子

テーマ:人生・結婚のリアルを理解する

真剣に将来の話をしたのに、
「温度差がある」と言われたことはありませんか?


40歳男性真剣なのに誤解される温度差

40歳男性がぶつかる「温度差の壁」

婚活の現場で、40歳前後の男性からよく聞くご相談があります。

「真剣に将来の話をしたのに、温度差があると言われました」

今回も、まさにそのケースでした。

お見合い後、女性から届いたお断り理由はこうでした。

・自立してほしいという発言が多かった
・何かあっても自分で何とかしてほしいように感じた
・頼れるイメージが湧かなかった
・お金の使い方にも少し不安を感じた

一方、男性はこう振り返っています。

・依存関係ではなく、自立した二人でいたい
・困ったときは支え合える関係が理想
・家族を大切にしたい気持ちが前提
・ただ、現実的な話を一度にしすぎたかもしれない

どちらも、結婚を真剣に考えていました。

では、何が起きていたのでしょうか。

安心の定義が違っていた

このケースは、価値観の不一致というよりも、

「安心の定義の違い」


が大きかったと感じます。

男性の安心
= 構造が明確であること
= 自立した関係
= 依存しない関係

女性の安心
= 何かあったら一緒に乗り越える感覚
= 頼れる温かさ
= 気持ちを受け止めてもらえること

男性は「仕組み」で安心を語り、
女性は「感情」で安心を感じたい。

この順番が逆転すると、

誠実な男性が
「頼れない人」に見えてしまうことがあります。

40歳男性に起こりやすい理由

特に40歳前後の男性は、

・過去の交際での経験
・依存関係への警戒
・経済設計への責任感

から、現実的な話を先に出しやすい傾向があります。

それは真剣さの表れです。

しかし、

「守りたい」という気持ちよりも
「線引き」が先に伝わると、
女性は息苦しさを感じてしまいます。

順番の問題なのです。

温度差は失敗ではない

ここで大切なのは、

この男性がきちんと振り返りをしていることです。

「生活の仕組みが前に出てしまったかもしれない」

と自分を客観視しています。

これは、とても大きな成長です。

婚活は、偶然の出会いの連続です。

けれど、
ただ出会って終わるのか、
次につながる出会いにできるのか。

その違いは、

振り返りの質にあります。


そしてその振り返りは、
一人ではなかなか難しいものです。

仲人という第三者の視点が入ることで、

・何が誤解だったのか
・何が本当の価値観の違いなのか
・次に活かせるポイントは何か

が整理されていきます。

今回も、

「自立」という言葉の奥にある
「家族を大切にしたい気持ち」を
どう伝えるかという課題が見えました。

これは、次の出会いで必ず活きます。

温度差は、前進の材料になる

婚活でのすれ違いは、
失敗ではありません。

それは、

自分の結婚観を
より深く知るための材料です。

40歳という年齢は、
理想だけでは語れない。

でも、
現実だけでも結婚は動きません。

大切なのは、

温かさと現実を
どう両立させて伝えるか。

婚活は、出会いそのものよりも、
出会いをどう意味づけるかで
未来が変わります。

ただの偶然の出会いを、

次につながる一歩に変えていく。

そこに、仲人の役割があります。

温度差を翻訳し、
前向きな次の出会いへと導くこと。

婚活は、
修正できる人ほど近づいていきます。

今回のケースも、
次に進むための大切な一歩でした。

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自念真千子
専門家

自念真千子(キャリアコンサルタント)

M.M.C (エム.エム.シー) マリッジマネジメントセンター

大人が人生整理をするときは、結婚・離婚・バツイチなど人生の岐路にある時がほとんど。そんな悩み・不安をを言語化できる場所としてその不安や悩みをしっかりとお伺いし、人生設計を立て直したい人に寄り添います。

自念真千子プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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