婚活男子・再婚希望者に選ぶべき結婚相談所とは
離婚後、なぜ自分を責め続けてしまうのか
― 自己肯定感を失った人が、もう一度人生を取り戻すために ―
離婚を経験したあと、
「もう一度幸せになりたい」と思いながらも、
どこかで自分にブレーキをかけてしまう人がいます。
なぜ、あの時もっと頑張れなかったのだろう
どこで選択を間違えたのだろう
私には、もう無理なのではないか
こうした思いが頭から離れず、
前に進みたい気持ちとは裏腹に、
心だけが過去に縛られてしまう。
仲人として、また人生相談に携わる立場として、
私はこの状態を多く見てきました。
離婚は「失敗」ではなく、「出来事」です
まず、はっきりお伝えしたいことがあります。
離婚は、あなたの人格を否定するものではありません。
努力不足の証明でも、人生の落第でもありません。
それでも自己肯定感が下がってしまうのは、
離婚という出来事が、
人から評価される
周囲と比べられる
「我慢すべきだったのでは」と言われる
そうした社会的な視線を、無意識に浴びてしまうからです。
特に真面目で責任感の強い人ほど、
「自分にも非があったはずだ」と考え続けます。
「なぜ？」を繰り返すほど、心は消耗していく
離婚後に多いのが、
延々と続く“なぜなぜ思考”です。
なぜ、もっと話し合えなかったのか
なぜ、相手を選んでしまったのか
なぜ、私は幸せになれないのか
原因を考えること自体は悪くありません。
けれど、それが
「自分を責めるための問い」
になってしまうと、心は少しずつ削られていきます。
そしてある段階で、こう思うようになります。
「もういいや」
「私の人生は、こんなもの」
これは諦めではなく、
自分を大事にすることをやめてしまった状態です。
自己肯定感が下がったまま婚活をすると、どうなるか
この状態で婚活を始めると、
次のような傾向が出やすくなります。
条件だけで相手を選んでしまう
「結婚できそう」かどうかを最優先にする
本当の気持ちが分からなくなる
好きかどうかより、安心できるかで判断する
結果として、
「また違った」という違和感が、
交際の終盤で一気に噴き出すことがあります。
これは、その人がわがままなのではありません。
心の回復が追いついていないだけなのです。
大切なのは「やり直す」ことではなく「立て直す」こと
人生は、完全にやり直すことはできません。
でも、立て直すことは何度でもできます。
離婚を経験した人がまず取り戻すべきなのは、
自分の感情を感じていいという感覚
「私は大切にされていい存在だ」という前提
幸せを望んでいいという許可
婚活は、そのあとで十分です。
焦って動かなくてもいい。
立ち止まってもいい。
「私はどう生きたいのか」
「どんな関係の中で笑っていたいのか」
そこに立ち戻れたとき、
人生は自然と動き始めます。
仲人として、私が大切にしていること
私のもとに来られる方の中には、
すぐに婚活を始めない方もいます。
話を聞き、気持ちを整理し、
「今はまだ早い」と一緒に判断することもあります。
婚活サポートは、
結婚させることが目的ではありません。
その人が、自分の人生をもう一度大切にできるようになること。
それがあってこそ、意味のある結婚につながります。
離婚を経験したからこそ、
次は「条件」ではなく「関係性」を選べる。
自分を責め続けた人ほど、
本当はとても誠実で、深い愛情を持っています。
もう一度、人生を大切にしていい
もし今、
自分にはもう無理だと思っている
幸せを望むことに罪悪感がある
何をしたいのか分からなくなっている
そんな状態にいるなら、
それは「終わり」ではありません。
人生を立て直す途中にいるだけです。
離婚は、あなたの価値を下げる出来事ではありません。
むしろ、自分の人生を見つめ直す大きなきっかけです。
私は仲人として、
そして人生相談に関わる専門家として、
何度でもその再スタートに伴走します。
＜関連お薦めコラム＞
結婚はこりごり…というバツイチの人が再婚に踏み切るきっかけ
もし今、
「誰かに相談したいけれど、何を相談すればいいのか分からない」
そんな状態でしたら、無理に答えを出そうとしなくて大丈夫です。
気持ちを整理するためのご相談もお受けしています。
必要なタイミングで、お声がけください。
