お見合い・婚活のマナー(男性編)待ち合わせ~出会い・解散・その後まで)
「馬が合うということ、合わないということ」
仲人歴25年の私。先日、某結婚相談所より、「仲人名鑑」なるものをホームページに作成したく、その名鑑に掲載させてほしいと依頼があった。この手で,実は費用がかかるとか、という取材は良く聞くところなので、敢えてこちらから,これは費用がかかるのか,などと聞くのも不粋だしと、放置をしていたら、ご丁寧にお電話いただき、趣旨説明をしてくれた。結果、私は取材を受けることにしたのですが、私はこういう時にいつも感じるのが,相互の相性というか、俗言うなら、「馬が合う」って言う感じ。これが、仕事にかなり影響を及ぼす気がしている。
以前、当事務所の金融機関の担当者が変わった時,その人が決して悪い人でもなく、当方に何かしたわけではないのだが、どうも馬が合わなくて苦労した経験がある
AI調べだが、「馬が合う」とは:人と人が性格や考え方が似ていて、話が弾み、仲良く付き合えることを指すと言う。
そう、まさしく、私が経験した「合わない人」は、全くその人が悪いわけではないのに、話すことがしんどくなる人だった「大人なのだから」とか「大人気ない」とかいろいろ言って聞かせるもう一人の自分がいたが、全く効き目がなかった。こういう時は諦めるが勝ち!なのかもしれない。さて、少し話が逸れてしまったけど、今回のそのインタビューの担当の方と私は、相性が良かったようで話が繋がった!というわけでで、取材を受けることにしたのである。実際にお話しすると、あっという間の30分間で、自分のことをいろいろ聞かれることがすごく心地良かった。人間はやはり自分の話をすることが大好きなようである(笑)
この人と話しているとラク——仕事も結婚も、そこが分かれ目
この感覚、実は結婚相手を見つけるときにもとても大事!と考えている。
私は、よく相談を受けることがありそれは、決断する時のようで「もう決めないと、」って思っても決められないときに、人は相談にやってくる。
例えば、この人と結婚前提の交際に進んでも大丈夫なのだろうか。
こういう疑問というか迷いがあった場合。
ほぼその人の中には、「結論がでている」のでありながら相談にくることが多い。
そこには、
進もうと思っているのだが、決め手がない。
背中を押すものがないから、悩む。
誰かに背中を押してほしいともいえる。
人間は決め事をするときには頭で考えるので、正解の理論で自分を納得させたいと思う。
その時に、
「一緒にいてラクだから」という理由で結論を出すことに、違和感を覚えるようだ。
そこは、今までの経験論が邪魔をしているのだろうが、
この結論を出す「根拠」とか「意味づけ」が必要になってくるようだ。
確かに、この根拠や意味づけは大切なことであろうと思う。
そこには、間違わないよう、できるだけ失敗は避けたいというリスク回避の想いが沸きあがってくるわけだから、仕方ないのかもしれない。
離婚を前提に結婚する人は誰もいないことから、考えると真剣に自分の背中を押す理由付けを探すために、当方に相談にまじめにきていることになる。
馬が合う、合わないが、仕事でも結婚でも大切な感覚
そうこう考えると私が仕事をするときは、馬が合う人がいいなっと考えているその感覚は、人生の取捨選択の時において、大いに活用すべき感覚ではないかと最近、よく考えるようになった。
実際、悩んで相談に来る人達も、「結論」はほぼ心に秘めてやってくるわけで、それにプラス背中を押す何かを求めてやってくるのである。
本来は、妙に「根拠」やら「理由」などなくても良いのだが、現代人のクセのようなもので確信が欲しくなる。
そういう意味で、仲人のいう仕事の意義は大いにあるように感じる。
まとめ
結婚を考えるとき、どうしても「条件」や「将来の安心感」など、理屈で自分を納得させようとしてしまうものです。
でも、実際に結婚生活を支えていくのは、もっと素朴な「この人と一緒にいるとラク」という感覚だったり、「なんだかしっくりくる」というフィーリングだったりします。
仕事でも感じた“馬が合う”という感覚は、結婚においてもとても大切なヒント。
うまく言葉にできないけれど、自分の中に確かにある安心感や自然な空気こそが、人生の大きな決断を支えてくれることもあります。
「理屈じゃないけど、なんとなくこの人がいい」
そう思える感覚を、大切にしてみてください。
その直感が、あなたにとって本当に合う人を選び取る力になるかもしれません。
人生は選択の連続。決めないと先に進むことは難しい。選択の先送りをすればするほど時間が過ぎていきます。まずは、一歩を踏み出してください。



