結婚相手を探すときに、間違わないでほしい大事なこと
婚活カウンセラーの自念(じねん)真千子です。
2023年4月、久しぶりのリアル対面の入社式が各地で行われていました。
ようやくウイズコロナの日常になってきたように感じられます。
4月といえば、出会いの時期。
今日は、3月30日日本経済新聞夕刊記事に掲載されていた【社内恋愛・結婚は時代遅れ?】の記事をご紹介いたします。
社内恋愛・結婚は時代遅れ?
この記事が3月30日の日本経済新聞の夕刊に掲載されているのを見つけました。
正直、今更・・・というのが現場の婚活カウンセラーの感想でした。
今、婚活をしている男女のほとんどが、
「社内恋愛には全く興味がない」あるいは、「そんなリスクのある恋愛・結婚はしたくない」と語っています。
「職場での恋愛って、ちょっとやっかいじゃないかな」というのが理由の大半のようです。
やっかいな理由
女性は結構、はっきりしていて、
「同僚の男性と結婚しても豊かな生は保証されていない気がする」というもの。
男女の賃金格差は、
2002年は、28,100円だったものが、
2022年は、18,500円に縮小されているとか。
男女雇用機会均等法の施行で、賃金差がだんだんとなくなってきていることが、
女性の結婚意識の低下を招く一因となっているのは、皮肉な感じがします。
また、
男女ともに
「プライベートで仕事のことは考えたくない」という意識もあり、「同僚」という存在は、
結婚相手ではなくなってきつつあります。
昭和の時代は、お見合い結婚から恋愛結婚へ
昭和の当時は、結婚といえば、お見合い結婚か職場恋愛の結婚が大きな割合を締めていました。
(出所)東洋経済オンライン
この社内(職場)結婚も、また社会的マッチングシステムのひとつでした。
お見合いよりも自由度があり、出会いのきっかけとしては、周りのお膳立てがあったこともあり当人同士は安心して出会えるツールであったことは事実です。
しかし、この職場での恋愛は、今やセクハラ問題と表裏一体となってしまいました。職場でのセクハラの裁判で企業側がコンプライアンスに目覚めたこともあり、婚活当人達も社内恋愛に対しては、かなり及び腰にならざる負えない状況になっています。職場恋愛・結婚は今後もますます減少していくことが予想されます。
出会いの形がリアルな社内からネットへ移行
社内・職場恋愛に変ってそこに最近現れたのが、マッチングアプリということになります。
誰でも、簡単に異性と出会えるようになったということになります。
ただ、マッチングアプリも多種多様で玉石混合です。
というのも、マッチングアプリは何種類もあり、
どこを選ぶかによって身元保証などの安全性がずいぶん違うようです。
(出所)出生動向基本調査
上記の表をみてわかるように
大きな流れとして、「お見合い結婚」の流れは下降線です
ただ、職場・仕事で出会った結婚した社内・職場恋愛も大きく捉えると
この2010年あたりから下降線となっています。
それと同時に、微増ではありますがお見合い結婚が上昇していることと
ネットで出会って結婚するという新しい形が、コロナ禍前から現れ
コロナ禍に急増していることがよく分かります。
アプリで結婚した人の割合は、2022年には22.6%となっています。
マッチングアプリで活動する人たちは、着実に増加をしているので、
今後、この分母が多くなれば、それなりにアプリ結婚も増加すると考えられます。
(出所)明治安田生命保険調査結果より
今後考えられる婚活は、大きく別れる予想
今の婚活状況の現状は、
婚活アプリと結婚相談所、知人の紹介の3択です。
知人の紹介は、計画的に婚活を進めるということを考えると除外でしょう。
いつ、そのご縁がくるかわからないという観点から。
そうなると、
マッチングアプリと結婚相談所の2択でのお相手探しということになります。
では、この2つの婚活アプリにそれぞれに向く人について
マッチングアプリに向く人
マッチングアプリは、交際強者を始め交際に関してはある程度、「経験」がある方が向いています。
流れとしては、
いいね、いいねで、総合マッチングとなり、直接やりとりができます。
その後、チャットのやりとりができるようになり、次は、リアルで出会うことになる。
通常は、食事の場が多いようです。
この一連の流れに違和感がないという方であれば、交際へと繋がる可能性がでてきます。
ただし、マッチングアプリは、結婚相談所での出会い以上に当人同士が「結婚」を意識していないと、
結婚まで進むのに時間も経済的負担もかかります。理由は、「結婚相手」以外に「交際相手」を探している人もいるからです。
結婚相談所での婚活に向いている人
資格職の人や仕事が多忙な人は、もちろんですが、間に人が入っていることに安全・安心を求める方であれば、
結婚相談所での出会いの方が向いているでしょう。
結婚相談所のハードルの高さは、料金面とよく言われます。
ただ、料金の高さは、安心に婚活できる安全保障のようなもの。
また、交際終了の時などは、事務所に任せることができ自分自身で、お断りを告げる必要がないという
ストレスフリーなところがあります。
ご自身の性格によって、この二つを使い分けて婚活を進めてください。
最後に、キャリアも結婚も両立したいと考えているあなたへ
この仕事をスタートしたときから、思い続けていることがあります。
それは、
結婚は人生の一つの岐路に過ぎません。結婚は人生のゴールではない!ということ。
では、婚活をするときに、考えるべき事は何か。
それは、結婚した後のご自身の人生設計です。
ある会員の方は、自営の仕事を続けていきたい。結婚をすれば、少し人を雇用し自分の子育て期には、
その方に仕事を半分任せつつ、また、何年か後には、仕事に復帰できる。そんな将来の夢があると言われています。
素敵な人生設計です。
ぜひ、応援をしたいと考えています。
この将来の夢を理解してくださるお相手をみつけたいと私自身も探そうと動いています。
一つの目標ができると人間は、それに向かって進むものです。
その応援団としての婚活カウンセラーでありたいと思い続けて23年目となっています。
資格職の方女医の方など、それぞれに思い描いている将来像があるはず。
あきらめずに一緒に、その夢の将来に向かって進んでいきましょう。
まずが、お問い合わせフォームよりご連絡ください。