結婚しようと決断した時、プロポーズを失敗しないための心得
婚活カウンセラーの自念(じねん)真千子です。
先日、5年前に当事務所を卒業した女性会員の方が事務所にきてくださいました。
彼女は、結婚相談所で婚活をしながら、マッチングアプリ(以前の出会い系と言われるところ)でも活動をしていて、そこで出会った男性と結婚をしました。
当事務所でも、何十人もの方とお見合いをしました。彼女いわく、うちに来るまでにも結婚相談所に入会して活動をしていたので、アプリなどを含めると、100人を超える人と出会ったらしいです。
今、振り返ってみると、そのときは、自分が自分でなかったと思うと言われていました。
とにかく、ゴールが結婚で、結婚しない自分の存在は肯定できなかったようです。
とはいえ、誰でも良かった訳ではなく、彼女にとって最優先事項は、「外見」(^^;)
タイプの人に出会わないと、心が動かないということでした。
本人にとってそこが大事であるなら、これをカウンセラーとして受容して、いろんな人をご紹介いたしました。
正直、本当に求めているものは、「外見」なのかな?という思いがありましたが、走っている車を止めるブレーキが分からなかったようにも思います。
ご自身にとって、最も大事なものが、「年齢」だったり、「外見」だったりするとどうしても見えなくなるものがでてきます。
それは、その方の優しさ・謙虚さ・誠実さといった言葉ではなく、伝わってくるものの大事さです。
今回、彼女と話しをしながら、当時もし、「この話をしたら、どう感じてた?」と問うと
おそらく、言っていることは分かるけど、自分のことを理解してもらえてないと反発したかもしれません。でも、今だと、それが、よく分かります。
というのは、彼女は、その男性の方と10ヶ月程度で離婚をし、それから3年後、出会った彼と再婚をしました。
彼とは、一緒にいてすごく楽でいつも私のことを第一に考えてくれる優しい人です、と微笑むながら、話をしてくれました。
やはり、人間は、タイミングがあるのだろうと改めて感じた瞬間でした。
離婚を経験して、大事なものの見直しをし、そして出会った彼の人間的なところに触れて、彼女は大きく成長されたのだと思います。
お顔がとても幸せそうで、うちで婚活をしていた切羽詰まった感じは全くありませんでした。
本当に「良かった」「お幸せに」の熱い思いが、こみ上げてきました。
これからの彼女に伝えたこと
ようやく掴んだ幸せを容易く離さないために【大事なこと】を彼女に伝えました。
これからのことを考えて、
まず、二人の人生をどういう風に生きていくか
それから、パートナーと自分の健康を第一に考えてること
最後に、あなたのこれからの人生をどう彩っていくかを、常に考えること。
目的のない人生は漂流船。
漂流しているものに、魅力はなくなる。いつまでも、仲良く居続けるためにも、自分の5年後10年後、
どうありたいかを考えながら、前に進んでください。
婚活カウンセラーは人生の岐路をサポートするのが役割です。
その岐路に立ち会ったものとして、幸せな人生を生ききってほしいと願い、いつもこんな「お話」をします。
結婚は、人生の中で通過点
でも、人生の一つの岐路です。
その岐路に失敗はありません。離婚は失敗ではなく、学びです。
彼女のように、その経験を通じて、結婚相手を探す時の大事なものが変容します。
だから、こそ、今度の素敵なパートナーに出会えた訳ですから。
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