再婚で婚活を考えた時の現状並びに活動の仕方

神戸・三ノ宮で婚活のプロとして結婚相談所をしている仲人自念（じねん）真千子です。

最近は、婚活の中で再婚者の方もぐっと増えてきました
2020年人口動態統計の婚姻数の中で、再婚の方の占める割合は、20％です


（2020年　厚生労働省　人口動態統計発表分　一部抜粋）

5人に一人は、再婚です。
実際に結婚相談所に登録される再婚の方も急増しています。

何年か前、
できちゃった婚・授かり婚がブームとなったことがあります。
そこには、男性が結婚を決意するのに、「子供ができた」という既成事実がないと
決断できないといった恋愛から結婚へのステップに踏み切れない男性が多くいたことは起因しています。

ただ、その何年か後に
結構の数の子連れ婚活が増えました。
結婚は勢いといえど、やはり決断することの先に結婚がある必要性を多いに感じた事案でした。

その後、出会いの場がどんどんなくなり、このようなこともめっきり少なくなり、
通常の離婚、再婚という流れの中で、上記の数字がでてきています。

再婚をしたいと思ったキッカケ・タイミング

当事務所でも、再婚を希望する方の登録は10年前に比べると多くなりました。
男性は特に、一度家庭の温かさなどを経験すると一人になった時に、女性よりも「寂しさ」を一層感じるように思います。



（特定非営利活動法人日本ライフデザインカウンセラー協会　発表より）

結婚を考えるキッカケは「寂しさ」がトップですが、男性の場合は女性の2倍以上の数字になっていますので、この表からもそれが伺えます。

【婚活という出会い場が、出会いやすくなっている】

今、出会いの場とは婚活ということになっています。ざっくりと考えるとマッチングアプリか結婚相談所への登録ということになりつつあります。

これは、コロナという感染症がもたらした現象でもあります。
今や、マッチングアプリの登録人数は1500万人ともいわれています。
ただこれは、同時に2．3つのアプリに登録することが多くありますので、参加人数の全容ではないかもしれません。
コロナ禍のこの2年ほどで3倍くらいに膨れたのがマッチングアプリです。
ただ成果としては、2021年は厚生労働省発表では、婚姻件数は 50 万 1116 組で、前年の 52 万 5507 組より 2 万 4391 組減少し、婚姻率（人口千対）は 4.1 で、前年の 4.3 より低下しています。
厚生労働書発表（令和3年(2021) 人口動態統計月報年計(概数）の概況）

しかしながら、当マリッジマネジメントセンターのような結婚相談所の成婚率は、連盟発表の前年対比で上がっていますので、マッチングアプリでの出会いが、婚活をされている方にとって、期待値ほどの成果としてあがってきていないのかもしれません。
あるいは、そもそもマッチングアプリは、結婚相手を探すというより、交際相手を探す場に近いですのでその成果が見えてくるのは、結婚相談所に比べて時間がかかるのかもしれませんね。

婚活に欠かせないプロフィールカードの書き方の説明

さて、そんな婚活をするためのツールをマッチングアプリや結婚相談所のどちらかを選択したとして、婚活をスタートさせるために必要なものが、ご自身のプロフィールカードを作成するということです。
ここでは、活動の仕方で大事なプロフィールカードの書き方について説明をいたします。

具体的にはどのようなことを書くのか、構成順に紹介します。
【婚活の自己PRに書く内容】
・冒頭の挨拶
・入会したきっかけ
・性格について
・仕事について
・趣味や特技
・休日の過ごし方
・将来の結婚観
・相手にしてあげたいこと
・最後の挨拶
以上です。
自己プレゼンと考えてよいのかもしれませんね。

少し具体例をいれてご案内しますと、
〇入会したきっかけ
自分のことはさておき、他人が結婚相談所に入会する動機は知りたいところです。
【例文】
今までは仕事一筋でしたが、なかなか出会いがなく、結婚を考えるお相手との出会いがあればと思い登録しました。

〇性格について
ここでは、短所を書くのはやめておきましょう。出会いのきっかけとなる自己プレゼンの場ですのでネガティブな印象を与えるようなことは避けて、相手は会いたいと思えるものに仕上げましょう。
短所は長所です。例えば、「頑固な性格」ということであれば、「芯がある」です。
「決断力がない」ということであれば、「よく物事を考えて行動する慎重なタイプ」です。

〇仕事について
現在の職業、経歴や仕事内容を書きます。
会社名まで書く必要はありませんが、職種や業種などを書きましょう。お相手が何を生業としているのかがわかる程度には書いておきましょう。
プラスして、仕事のやりがいや仕事を通しての喜びなど書くとあなた像をよりイメージしやすくなります。
【例文】
例文1：
仕事はメーカーで技術開発をしています。海外向けに様々な方にプレゼンをしています。最近はオンラインですが、それまでは出張で様々な国に行くこともありました。大変なこともありますが、色々な経験を積むことができ充実した環境で仕事ができています。
例文2：
看護師として病院に勤務しています。小児科で働いていて子供たちと接することが大好きで、寄り添う心と・優しさを持ち、笑顔溢れる職場で仕事をしています。

〇.趣味や特技
趣味や特技は、具体的に3個程度は書くようにしましょう。
何か共通点があれば、相手からアプローチしやすくなるからです。
趣味はありませんと正直に書くとつまらない人のイメージとなりますので、学生時代打ち込んだことや将来やってみたいことを書くのもいいでしょう。

〇休日の過ごし方
お休みの日や長期休暇はどのように過ごしているかを書きます。
普段のプライベートでの生活を知ることで、楽しい時間を過ごせそうかの判断材料にもなります。
【例文】
例文1：
休日はマラソンが好きで、近くの公園で仲間とリラックスしながら走っています。最近は、家でゆっくり過ごすことも好きで、YouTubeを観たり読書をしたりしています。
例文2：
休日は自然の中でリラックスしたいと思い公園の散策や軽いハイキングに出かけています。


一部具体例をいれつつ、プロフィールカードの書き方についてお話をいたしました。

再婚の場合の離婚理由をプロフィールカードに掲載する？

結論は、掲載しない！コレ一択です。
なぜなら、離婚理由をお相手にわかりやすく納得していただくように文章にするのは、
とても難しいからです。
こういう話題は、必ず口頭で説明する、伝える。これが基本です。

当センターで活動される方は、私の方でインタビューをさせていただき、原稿を作ります。それを、会員の方にチェックしていただき、ご自身の言葉に変更いただくというサポートをしていますので、自己プレゼン苦手と思われている方でも安心してスタートしていただけます。
この辺りが、自分でない第三者の視点をいれながら婚活ができるという結婚相談所での活動の良いところではないでしょうか。

再婚で婚活し結婚した現実の生の声

さて
こうやって、婚活をスタートされて、すぐにお相手が見つかる人もいれば、苦労される方もあり、それは様々ですが、最後に先日、成婚された方よりお手数をいただきましたので、それをご紹介させていただきたいと思います。




再婚の彼女が、婚活をしようと思ったきっかけは、
「結婚をして幸せになりたい」という思いでした。
彼女の結婚＝幸せな構図には、
パートナーと一緒に笑ったり泣いたり、美味しいものを食べたり、時に、けんかしたり。
そんなごくごくあたり前のことができる幸せを噛みしめたいということでした。

そして、そのパートナーと巡り会い、結婚への道を歩き始めた時に頂いたお手紙です。

これからも、こんな風にパートナーと巡り会いたいって思った方のサポートを
続けたいと思います。

サポートの第一歩は無料相談会です。
ぜひ、お問い合わせください。