年収が気になる人ほど、結婚相談所で婚活することが有利なわけ

自念真千子

自念真千子

テーマ:結婚相談所の婚活 お見合い活動

神戸で婚活コンサルとカウンセリングをしている
キャリアコンサルタントのじねんです

今ちまたで、「年収500万円の星野源似」を"普通の男"と考える婚活女性についてネットで結構炎上しているとか。


女性側からみた普通の男性像は、実は時代によって変わる


昨年の情報番組「グッとラック!」で紹介された「普通の男」像も大いに物議を醸しました。

学歴は大卒(日大・東洋大・駒沢大・専修大)以上。
ジム通いをしていて、都内在住の場合なら年収500万円以上。
清潔感が大事らしく、「鼻毛が出ていない」「ヒゲ・爪が整っている」
「美容室は月1~2回」「化粧水をつけて就寝」と、いろいろびっくりなことが満載です。


ここで、ちまたで大いに炎上したポイントは、「見た目は、星野源“で”いい」というものでした。
星野源ファンとしたら、「で」とはなにごとか!ってところです。

さて、この「普通の男性」を探す女性の人たちの普通は、実はその時その時代によってかわっています。
ならば、「何が普通なのか」と男性陣は言いたくなることでしょう。

そうなのです。実は、「普通はない」です。結婚相談所に来られる多くの人が
「普通の人で良い」と言われ、「普通の人はいない」というこの不毛なやりとりをしています。


【婚活市場にいる人の男性の年収の普通とは?】



さて、婚活するに当たって、男性の方がよく気にされているのが「年収」です。


国税庁の令和元年発表によると
1年を通じて勤務した給与所得者の年間の平均給与は441万円
これを男女別にみると、男性545万円、女性293万円です
では、平均年齢は、というと464歳です。

詳細は、平成30年分民間給与実態統計調査結果について 
国税庁発表



今、日本で就業して税金を納めている人の平均年収
男性 46歳で 545万ということになります。

おそらく今の婚活をしている親御さん世代にすると、こんなにもらっていないのか・・・
俺の頃は、私の時は・・・・というおことばがでてきそうですが、現実的な数字だと思います。

ここで親御世代の意見はおいておきましょう。

男性の方が婚活をするときに、自分の年収に自信がない・・・と申し思っていらっしゃるようでしたら、この平均値に当てはめて検討いただくのがよいのかもしれません。
おそらく、いけるかもって少し自信を持っていただけることと思います。



【今の夫婦像は、共働きで一緒に家庭を築いていく結婚生活像が普




当初の500万円普通説は、このデータがみると現実的には厳しいことがわかってくるかと思います。
ここで、女性が500万円と普通と思うならば、46歳くらい男性をターゲットにすることで、
それは解消されるのかもしれませんが・・・・

夫婦共働きで少しイメージをしてみましょう。


平均441万円という数字がでておりましたが。現実社会においては、女性の方がやはり給与は少ないですので、
こういう数字になっていますが、これを共働きという観点に変えてみましょう。


するとダブルインカムになりますから、男性545万円、女性293万円をプラスしますと838万円となります。

どうでしょうか、それこそ、結構な収入となってきまして、将来設計も立てやすい状況になりませんか?


こう考えて、今、男性の方で婚活をしている人も増えてきています。女性の年収を充てにするなんて・・という考えはもう古いと認識した方がよいです。


それくらいに、男性の方の年収の上げ幅は抑えられています。
結婚相談所で男性の方の年収をずっとチェックし続けてきたものにとって、昔のような高収入の方はいらっしゃいません。

大手企業にお勤めの方でもです。
ですので、考え方を個人年収(男性年収)で生活するから、所帯年収で将来を考えていくことがごく自然な流れになっています。


Yahoo!ニュースより抜粋
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20200811-00191772/




2,019年で24%とは、思ったほどでもない?と思えた数字ですが、よく見ると全所帯に年金生活者や単身生活者が加していることがあり、日本の世帯数そのものが増加傾向にあるので、(共働き世帯数そのものが増加していても)全体に占める比率としては一定率が維持されたままになる仕組みのようです。
おそらく周りをみるともっと共働き夫婦は多いのではないでしょうか




定職をもっている男性にとって結婚相談所での婚活はやりやすい



さて、ここで、婚活がうまくいかないと悩んでいたり、年収がネックになって婚活に戸惑っている人たちの
婚活の仕方について少しお話をしましょう。

実際、婚活女子が「普通の男性で年収500万円」なんてことを聞くと少し引いてしまう人もいるかもしれませんが、そんな風なことを「普通」と思っている女性ばかりではありません。
現に私のところへ相談にくる婚活をスタートしようと考えている女性のほとんどは、「結婚をして仕事を辞めよう」と考えている女性はほとんどいません。また、現在就活をしている女子学生も、「結婚しても仕事を続けやすい職場」を自分の就活の一つの軸にしている人たちも多い。

そこから考えると、定職があり、年収がある男性は、しっかりと婚活ができるということです。自信をもって結婚のお相手を探してほしいと思います。
ここで、失敗しないポイントをひとつ
お相手を探す時に、仕事を続けてくれることを前面に出すのはNGです。人間というのは、そのつもりでいても、あまりにそればかり(働く)を言われてしまうと、興ざめするものです。女性も現在、しっかり仕事をしている人であれば早々やめるという選択をするものではありません。ですから、そこにあまり注力をすることはお薦めしません。



結婚して仕事を辞めたいと思っている人以外であれば、人柄をみて交際をして結婚へのステップを進んでいく婚活をしてくださいね。

そして、年収を気にする男性が結婚相談所で活動しやすいのは、はじめからお相手はその部分はわかって出会ってくれています。なので、そこに妙な劣等感など持つ必要は全くありません。はじめからわかっての婚活スタートだからです。
婚活アプリのように、あとからわかって駄目になるようなことはありませんので、安心して活動できる場と考えてくださいね。

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自念真千子(キャリアコンサルタント)

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キャリアと結婚は繋がっている!この独自目線で現状分析シートやAI搭載システムとプロのアナログ紹介をかけ合わせお相手紹介からマンツーマンサポートで結婚までをコンサル&カウンセリングするカウンセラー・仲人

自念真千子プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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