【婚活入門】仮交際から真剣交際へいく割合は、なんと9.7%!これってあり?なし?
結婚を考える年齢のお子様がいらっしゃる方が、気になってくることは、「子供の結婚」です。
皇室の真子様のことがワイドショーや週刊誌で賑わっているのは、身近でも起きそうな問題点を含んでいるからかもしれません。
とはいえ、「結婚」は本人の問題となりますし、学校の成績のように努力すれば報われるものとは違います。
つまり、学校の勉強だと地道な努力が報われることが多いですが、「結婚」に関しては結婚するためにお相手探しをする必要があります。これが、本人の努力だけではなかなか難しいのです。これが、婚活に気持ちを向かわせない一因ともなっています。
前述した皇室真子様にしても、結婚したいと思ってもいろんな問題がやってきてすぐにゴールインができない状況になったり、そもそも、お相手探しというものを邪魔くさく感じてしまう人たちもある一定割合いることも確かです。
その人たちの中には、「結婚相手」は自然に出会うものと勘違いしている人も多いようです。
お相手を自然と出会える時代は終わっている
結婚相手と自然にそのうちに出会える時代は、実がもうすでに終焉しています。
昭和30年代後半からは、会社へ就職をすれば、その会社やサークル活動・合コンなどで結婚相手を見つけて結婚する人達が多くいました。
厚生労働省白書に《恋愛結婚と見合い結婚の割合の推移》が掲載されています。
実は、この恋愛結婚には、今の友人の紹介やサークル活動・合コンなどでの出会いを含む中での恋愛結婚という位置づけです。
また、「お見合結婚」とは、親がお見合い写真を仲人のところに持参し、ご縁つなぎをお願いして出会いのきっかけを待ち、その後、仲人が持参する身上書(当時は釣書といわれることが多かった)2.3通の中で誰に出会うかを決めて出会う。
見合い当日は、仲人の家での出会いのセッティングがされていたり、あるいは、ホテル喫茶などで仲人を含んで4人~多い時は8人くらいの大面接会場のような様相でのお見合いでした。
そういう手間暇がかかるお見合いが敬遠されていったのも、今となれば理解できるようにも思います。
実際、大面接会場のようなお見合いは今はほとんど現存しなくなってきています
出会いのきっかけ
国立社会保障・人口問題研究所が実施した「第15回出生動向基本調査」(2017年)において、「夫婦が出会ったきっかけ」の回答結果は、次のようになっています。
「友人・兄弟姉妹を通じて」(9%)
「職場や仕事で」(1%)
「学校で」(11.7%)
「見合い結婚(見合いで、結婚相談所で)」(5%)
「街中や旅先で」(7%)
「その他」(0%)
「サークル・クラブ・習い事で」(9%)
よく「普通の出会い」ということばが使われるのですが、これは、婚活で出会うということが特別にセッティングされたものでであることから言われるようになりました。また、婚活という言葉は、「結婚活動」の略称です。結婚する相手を探す活動のことを結婚活動と言い、それを省略するから「婚活」となるわけです。この言葉が産まれたのは2007年秋のことでした。
家族社会学者の山田昌弘教授と少子化ジャーナリストの白河桃子さんが提唱。2008年には書籍「婚活時代」が発表されて大ベストセラーになりました。このことによって「婚活」は一挙に知名度を上げたのです。
婚活ブームに火が付いて雑誌・テレビ・新聞で頻繁に使われることになります。ビックリすることに年末の流行語大賞には2008年と2009年の2年間に渡ってノミネートされました。今は、造語ではなくて一般的な名詞として使われています。
普通の出会いではなく、結婚を意識した時に行うのが婚活なのです。
結婚をするための婚活に、親見合いというものがあります
親見合いということば聞かれたことはあるでしょうか?
親御さんが、子供に変わってお相手を探すということです。
これは、なかなか婚活を始めないお子様に業を煮やして親が動き出すというものです。
《親お見合いでの子供のメリット》
親が探してきたお相手なので、お話が進んだ時に反対される心配はないです。昔は、「駆け落ち」ということがありました。親が反対されても結婚をしたいと思う二人は駆け落ち婚をした訳ですが、最近の人は、親が反対する人との結婚を強引に進めるようなことがしない傾向が強いです。ですので、この「反対のない」というのは、大きなメリットになります。
《親見合いでのデメリット》
ご自身の意志とは関係なくお見合いを強要される状況です。セッティングされたお見合いを断ることなどなかなかできないことと、先方からの好印象で交際希望が来たときに断る理由を見つけるのが大変のようです。
親見合いでお相手を探す時の注意点
以前に相談を受けたことがある事例では、
親見合いでお見合いをして交際に入り、結婚の話になりかけた時に家と家との考え方の違いが明白になってきて今更断ることができるだろうかというものでした。
親見合いの集まりでは、自分のお子様のPRが夢中で案外、その当たりを確認できていないことというのがあるのかもしれませんね。ご縁談というのは、進んでしまってから止めるとなると傷つく人達がでてきます。そのあたりは、慎重にいきたいものですね。
仲人がアナログでご縁を作るときに気をつけていること
仲人がご縁談を作るときに特に気をつけていることの第一は、やはり同じような家庭環境であるかどうかです。そこに違いがなければ、初対面であっても話がスムーズにいくことが多いからです。間に人が入ってのご縁談ですから、当人たちの趣向は後付けになります。それに変わるものが、ご本人たちの「環境」ということになるのです。
趣味が同じである
とか
育った環境が近い
とか
大学が同じ
とか
共通の何かがあらかじめあることは、本人たちにとって話がしやすいのです。
親見合いでご縁を探す参考にしてください。
【親が動けば子どは結婚する】
〇〇の母です。
結婚決まりまして有り難うございます。お世話になりました。
中々結婚してくれなかったですがようやく決まりまして親としてはほっとしております。
自念さんのおかげです。感謝しております。
お世話になり有り難うございました。
親御様からの嬉しいメールが届きました。
去年の春に、ご夫婦で事務所にきてくださいまして、ご子息の結婚についての悩みをお伺いしました。
息子にお見合のや結婚の話をすると不機嫌になります。
婚活はしているようですが、・・・なかなか不器用な方だと思うのでうまくいっていないようです。
少しサポートをしてやっていただけないでしょうか・・・
このようなご相談でした。
【ご本人に結婚の意思があれば、結婚の可能性は無限大
それから、3か月が経過した夏の初めに
ついにご本人が事務所にきて下さいました。
面談をさせて頂き、彼が結婚には前向きであることはすぐに伝わってきました。
本人の意思さえあれば、あとの可能性は無限大です。
ますはお相手を探すことから
二人三脚でのお相手探しと交際を順調に進める相談
お見合で則×もありましたし、
なかなか、自分の中でピンと来る人がいなくて悩む事も。
<彼の結婚の理想>
これからの時代なので働くことが大事と考えている女性で、
家庭生活を二人で作っていこうと思ってくれる方がいい。
例えば、掃除が苦手なら僕が担当します。
その分、料理が好きだから任せて~と言ってくれるような人だと嬉しい。
そんな時に、見つけたのが、フィアンセとなった女性です。
<彼女の結婚のイメージ>
彼女が共働き志向で、それも男性だってこの時代、企業がどうなるかわからない時代。
女性も働くのが当然と思っています。
お互いに苦手なところは補いあって、暮らしていくことができるパートナーがいいです。
ふんふん(*^-^*)
この二人、いけるかも(^^♪
出会って頂くときの緊張感・・・はないです(*‘∀‘)
うまくいくと良いな・と思いつつ、何気なくを装いつつ
二人の負担にならないように、です。
私の心配をよそに二人はあっという間に意気投合。
予感は的中。
二人ともとても活き活きと交際の報告をしてくれました。
こんな出会いをセッティングできることが、本当に幸せ。
娘がこのたび、結婚を決めてくれました。
身上書を預かっている親御様から
「この度、娘が結婚を決めてくれました。ありがとうございました。結婚ということばを出すと反抗する娘の相談をさせていただき、お言葉に甘えてご縁談をお願いしました。お見合いを何度かさせていただきました。
それから、結婚というものに興味を持ち始め、今回のお相手と繋がりました。ここまでくるまでに、いろいろとアドバイスいただいたり、結婚に関するお話をしていただき、それの一つ一つがベースとなり結婚になったのだと思います。本当にありがとうございました。
親子で結婚のお話など、なかなかできないものですよね。一般的な結婚のお話をさせていただくことで、ご自身の結婚へと落とし込んでいくお子様が多くいらっしゃいます。
それを考えると、「婚活」をスタートさせることはとても大事なことなのではないでしょうか。
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