新成人の恋愛、結婚に関する意識調査からみる令和世代の結婚感とキャリアの呪縛
必死さ=一生懸命。真剣に結婚相手を探していると好感をもてる
お見合いで話しかけることに躊躇する男性も多いと思います。「必死な雰囲気がでてしまうと格好悪いのでは」と思っているのではないでしょうか。
しかし、結婚したいと考えている男性が必死さを隠す方が女性は引いてしまいます。昔のお見合いのように、親の言うままに「連れてこられた」感いっぱいの女性って今の婚活の場では、ほぼ見当たりません。女性も真剣なのです。
お見合いには女性も「もしかしたらこの人と結婚するかもしれない」と真剣に臨んでいますので、必死に会話をしてくださる男性は真剣に結婚相手を探している方と理解して好感をもってもらえます。お見合いの席でカッコつけてすましているより、ずっといい印象です。
沈黙されるより、会話をリードしてくれると安心できる
緊張しても決して黙り込まないようにしてくださいね。男性が黙ってしまうと、女性も黙ってしまいますから、会話に必死すぎる方がいいのです。
女性に声をかけた後は、できればリードしてください。そのためには、あらかじめどういう会話をしようか、いくつかのシナリオを用意しておくといいでしょう。
家族のことや趣味、仕事の内容、好きな食べ物、週末の過ごし方、将来への夢などを話してみてください。男性が会話をリードしてくれると、女性も話しやすくなりますし、気配りや頼りがいを感じて好感をもってもらえることが多いと思います。
会話をリードすることと、一方的に自分の話をすることは違いますので注意してください。お相手の話を引き出して聞き役になるくらいの意識をもつといいでしょう。聞いた話で共通の話題を発見すれば、ラッキーです。例えば、サッカー観戦が結構好きとか、行ったことのある旅行先が同じなど。そのことについて話をすることで、楽しい時間を過ごせるのではないでしょうか。最初の出会いは、楽しい時間であったかどうかがポイントです。
前向きに婚活に取組み、ポジティブな男性に見える
男性は女性に比べておしゃべりが苦手なタイプが多いと思います。ですが、お見合いの席で苦手な会話に必死に取り組んでいる男性は、ポジティブで頼りがいのある男性だと思います。
一朝一夕で会話が上手になるということはありません。今までのままだと結婚相手になる方と出会うことはなかったのですから、自分の苦手な女性との会話も克服しようという意欲やポジティブさが必要なのです。
必死すぎるというのはそれだけ意欲的であるということです。ためらう前に、会話を続けること、相手の話に耳を傾けること、相手の反応をみることに挑戦してください。
そういった経験を積んでいくことが、結婚後の円満な夫婦生活にもつながるのではないでしょうか。