お客様のオリジナルです♪　【源太産着　げんたうぶぎぬ】　2016年度版

2016年4月9日公開 / 2016年4月21日更新

テーマ：五月人形（鎧・兜・鯉のぼり）

コラムカテゴリ：くらし

今回ご案内させて頂く作品は東の名匠「鈴甲子雄山」さん制作品【国宝模写・源太産着】の大鎧です。

源太産着・・・源氏の嫡男（ちゃくなん）の着初めで使用されたとされる鎧のこと。歴史に名の残した源氏八領鎧の一つとなっております。

本格的な作り込み、左右のバランス、縅糸（おどしいと）の丁寧な編み方、雄山さんらしい作品です。

編み方、編む数、丁寧で繊細です。

今回御来店頂いたお客様は、2年前に当店で大きい立雛をご購入されたお客様で、「飾り台と屏風はお雛様の時のを使います」とのことでした。鎧はカタログからの取り寄せ品だったので、お客様と入念にサイズの打ち合わせをさせて頂きました。ですので、最終的なセッティングはお客様の所へお届けさせて頂くまでのお楽しみとなっています♪

そして、昨日雄山さんから入荷したので、検品、サイズ確認を兼ねセッティングさせて頂きました。
屏風やご指定頂いた弓太刀とのバランスもバッチリで、目を見張るほどカッコよくコーディネートできました♪

↑過去に御買い上げ頂いた立雛です。福順号ギャラリーにも載せさせて頂いていた作品です。

間口85㎝の飾り台となっており、近年では豪華なサイズとなっています。

屏風の観世水（かんぜすい）、紅梅のデザインが縁起もよくオシャレに鎧を引き立ててくれています。

弓と太刀も、今回ご提案させて頂いたタイプはプラスチックを一切使用していない総木製、総金具タイプで重厚なデザインとなっております。
矢も一本のデザインとなっており、スタイリッシュで主役の鎧を存分に引き立ててくれています。

素敵なセットとなりました♪