専門店は千問店② ~ 日本屈指の甲冑師 大越忠保 編♪ ~
今回ご案内させて頂く作品は、コンパクトタイプのシルバー兜です♪
一般的な飾りつけには櫃(ひつ・兜の下に置いている箱の事)をつけて飾ります。
しかしながら今回は櫃を省略して飾るタイプです。
櫃を省略することにより、飾り台(下の台)の幅、奥行きを抑えセットすることができます。
※スポットを当てかっこよかったので、画像はスポットライトを点けてでの撮影です。
金具のバランス、鍬形の大きさ、かっこいいです。
兜の後ろ部分です。
一般的にはアルミに鍍金を掛けるのですが、こちらはコストのかかる銅板を一つ一つ手で磨きあげシルバーの鍍金をかけており、一般的なシルバータイプに比べ輝き方が煌びやかです。
しかも、小札(こざね・兜の後ろ部分)の幅も細くなっています。
細かくすることにより、紐を通す穴が増え、職人さんの手間がかかるのですが縅(おどし・後ろ部分を紐で編むこと)の密度も増え、視覚的に美しくなります。
松もオシャレにシルバーです。
松は古来より「松」縁起が良いとされている植物といわれております。
※松について軽く述べてます。→素敵な五月人形2013① 「目を奪われます。 平安武久 魔鏡 参考までに。
最後にスポットを消しての撮影、と思ったのですが、私の後ろのスポットが消えてなかったです。
すいません。
櫃を省略しているので、大きめの兜でも比較的コンパクトにお飾りすることができます♪
画像の向かって右部分(飾り台)も一角をカットし、ワンポイントでデザイン性を持たせています。
仕立てもよく、爽やかなシルバーでのコーディネート♪
皆様はゴールド派?シルバー派?
私の御接客の経験上、全て方には当てはまらないのですが、男性はオシャレでかっこいい「銀」、女性は、雅やかな「金」を好まれる傾向があります。
「鎧」、「兜」、「子供大将」から選ばれるのもよし、
サイズから選ばれるのもよし、
作家から選ばれるのもよし、
好きな武将から選ばれるのもよし、
銀、金の色から選ばれるものよし、
どこかに焦点を合わせられるとあっさり絞れてくる場合があります。
もちろん、「直観」で選ばれてもよしです(笑)。
とにかく、皆様が楽しみながらお人形選びができればと思います♪
気がつけば話が脱線してました。あしからず。
兵庫県神戸市中央区雲井通5丁目3サンパル1階
電話番号:078-221-1992
e-mail :info@hukujungo.com
担当 : 江戸 唐音
HP :http://www.hukujungo.com