羽子板見本市にて①≪匠一好作 柿渋染め羽子板です♪≫
今回で三回目となっております♪
早速画像載せてきますね(笑)
シンプルです。
もっとシンプルです。
↑対照的に豪華です。
お顔はもちろん可愛いのですが、注目すべきは襟元にフリルを付けています。羽子板としては賛否両論の作品ではあります。中には「邪道」と言う方もいます。「素敵」という方もいます(笑)
私個人の考えでは、いろんな職人の考えがあり、いろんなデザインがあっていいと思います。
新しいものを創る時、何事も否定的な考えでは新しいものは生み出されない気がしますので♪
もちろん画像の羽子板は店頭に並んでございます。お気軽に見に来てくださいね♪
※画像は一番上から順に15号、15号、13号サイズの作品です。
↓気が付けば、つい長々と語っていました。時間のある方のみお読みください(笑)
サブタイトルは「人形屋のうんちく」です(笑)
いろんな「もの」、新しい「もの」を創る人がいて、またその創られた「もの」に対して様々な意見があっていいと私個人は思います。職人はいろんな意見にもまれ、考え、また創る。そこには自分の考えを押し切る場合もあれば、周りの評価を参考に生かす場合も有ると思います。そして、そのなかで淘汰された作品、工夫された作品が生まれる。淘汰された作品いうものは所々に職人の工夫やこだわりが込められております。その部分に気付けると、もっともっと作品は素敵に見えきます。関西風に言うと「値打ちがでる」ですね。(笑)
四六時中人形の事ばかり考えている職人とお客様では、人形(装具師の場合は、飾り台やお道具など)に接する時間に差があり、感覚的な部分で温度差が起きてしまうことがあります。例えば、私自身もそうなのですが、見本市でパッと見て「ええなー、きれいやな~」と言う作品と、最初は目を引かずに後から、ゆっくり目になじんできて「なるほど~、綺麗やな~」という作品があります。後者のような作品はどうしても理解してもらうまで時間がかかってしまいます。その時間を短縮して理解して頂けるよう説明するのが、専門店の役目の一つだと私は思います。
職人の「工夫」「こだわり」をいかにお客様に分かりやすくお伝えする事ができるか、私自身日々精進です。
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