花火屋へ変身♪ 今年も楽しい店に! 夏の福順号
毎年五月、四国は香川県丸亀にうちわの仕入れに行きます。
丸亀と言えば「うどん」で有名です。
しかし意外と知られていないのが、「うちわ」なんです。うちわと言えば京都と思われる方が結構います。しかしながら全国生産量の約9割近くを生産しているのがこちらの「丸亀」です。
現代では安価なポリうちわ(街頭などで配られるプラスチック製のうちわ)におされ、竹うちわが激減しております。職人も廃業される方が多く、国産の竹うちわというものが非常に珍しくなってきてます。
その「竹うちわ」大きく分けて三通りあります。
・中国製竹うちわ・・・竹骨(タケボネとよみます・うちわの基礎となる竹の部分)、紙張り(布張)等最終工程まで中国で製造されるうちわ。
・国産竹うちわ・・・・竹骨を中国から仕入れ、最終肯定の貼りの部分を国内の職人さんが仕上げるうちわ
・純国竹うちわ・・・・国産の竹を使用し、全工程を日本の職人が手がけたうちわ
職人さん曰く、最近の消費者は中国製うちわ、ポリうちわのイメージが強く「うちわは安いもの」が当たり前になってしまい、控え目な価格をつけている国産品でも、高く感じられ販売が難しいとのことです。
そのため、「うちわ」ではやっていけないということで、丸亀の職人も減り続けているみたいです。
私個人的には、「いいものをせっかく作っているのに勿体ない」そんな思いでいっぱいです。
初めて丸亀に行ったとき、「(価格が)高いな~」と思ったのですが、いろんな職人さんを回り、作る工程を知っていくにつれ「もっと高くてもええのにな~」と感じました(笑) かなり手間はかかっています。
当店での品揃えは2割が『国産竹うちわ』、8割が『純国産うちわ』となっております。
お客様からよく「もっと安いのはないの?」と聞かれます。
残念ながら国産にこだわってみたく、200円以内のうちわの取り扱いがございません。ご容赦ください。
「扇子おいてないの?」ともめちゃくちゃよく聞かれます。
正直、扱いたいのは山々なのですが、
まずは「うちわ」の良さを伝えたく、敢えて扇子は扱っておりません(笑)、重ね重ねご容赦ください。
販売は6月2日より致します。今年も素敵な団扇(うちわ)が勢ぞろいです♪
ぜひ一度お気軽にご来店くださいませ。見て頂くだけでも構いません。
追伸①、うどんも勿論食べてきました(笑)
追伸②、毎年いろんなうどんを食べたく、行ったことのないお店に入るのですが、1年ぶりに行くとあの独特なセルフ方式、どんくさくい私はタジタジです。
追伸③、ちょっぴり見栄を張って常連ぶってますが、しどろもどろしていて、店の人には「こいつ素人だな」と思われているだろうと勝手に思い込む今日この頃です(笑) (多分店の人は何とも思っていない(笑))
兵庫県神戸市中央区雲井通5丁目3サンパル1階
電話番号:078-221-1992
e-mail :info@hukujungo.com
担当 : 江戸 唐音
HP :http://www.hukujungo.com