コラム
声が出しにくい
2021年7月20日
声がかすれる、声が出しにくいと感じながらも、あきらめて放置していませんか?
もしかしたら、音声治療で改善できるかもしれません。
当院では、声がかすれる、声が出しにくい等の症状で精査希望の患者さんに、喉頭内視鏡だけでなく、ストロボスコープ(声帯の振動状態を観察するための装置)で、声帯を詳しく診察します。
そして、その状態により、投薬やネブライザー治療だけでなく、音声治療で効果が期待できそうな患者さんに対して、音声治療を行います。
音声治療は、私が担当させて頂いています。まず、声や息がどれくらい続くのか、声の質(かすれの程度など)、声の音域などの検査を行い、患者さん自身にも、自分の声の状態を知ってもらいます。
声は人と人とをつなぐコミュニケーションの手段ですので、メンタル面に左右されることも多いです。そのことを踏まえて、カウンセリングを重視しながら、声帯に負担のかからない声の出し方や、呼吸の使い方を見直すなどの発声練習を行います。
声の出しにくい要因や、困っている場面などは、患者さんによって全く異なります。
私は、患者さんが何に一番困っているのかを、患者さんとの会話を通して考えながら、それぞれの方に寄り添った治療ができるよう、心掛けています。
「声がかすれる」「声が出しにくい」などの症状、諦めずに、ぜひ気軽にご相談ください。
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