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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

馬鹿にできない「秋バテ」

2017年9月26日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 森林浴 健康

コラムカテゴリ:住宅・建物


【深層ニュースで特集していたものです】
昔から夏バテという言葉はありますが、秋バテは私も初めて耳にした言葉です。
夏バテの後に来るから秋バテなのですが、テレビで説明する医師の話を聞くととても納得するものがありましたので、皆様にもお伝えしたいと思います。


【秋バテの症状】
①疲れやすく体がだるい。
②寝つき寝起きが悪い。
③具合の悪さが続く。

夏の疲れがどっと出て、眠いのなら、寝れば回復しますからとても健全なのですが、②の寝つき・寝起きが悪いとか、ちょっと風邪を引いただけなのになかなか治らないのは困ったものです。


【秋バテの原因】
では、いったい何が原因で秋バテは起こるのでしょう?
①急激な気温の変化
②夏の疲れ
夏バテの原因はこんなことですね。
■熱さに体力が奪われる。
■暑さのせいでバランスよく食事がとれない。
■寝苦しい夜で睡眠が乱れる。
秋バテはこんな夏の疲れを引きずっているところに、急激な気温の変化がダメージを与えるようなのです。
普通、秋はこんな風に気候が変わります。
▲ 朝夜と日中の気温差が大きい。
▲ 一週間の中でも気温変動が激しい。
▲ 断続的に雨が降るようになる(秋雨前線)


【秋バテの医学的な仕組み】

自律神経の乱れってどういうことでしょうね。お医者さんの話はこうでした。
自律神経は文字通り、あなたの意思に関係なく身体を一定に保つのです。
でも、気温差が大きいと身体は、寒い方に合わせるのか、暑い方に合わせるのか、どっちやねーんという状態になるのだそうです。これが一日の中でもあり、一週間の中でもあるとなると自律神経が疲労するんですね。


【秋バテで悪化する持病】

高齢者にとって嫌なのは、このような自律神経疲労で持病が悪化するというのです。
〇 ぜんそく(呼吸器系)
〇 高血圧、血管障害(血管系)
〇 神経痛、関節痛(神経系)
これらはいずれも自律神経が対処しているものですから、その機能が弱るとやばいわけです。
それに病院へ行ってもこれらの症状の薬を処方されるだけで根本的な原因はまず説明されません。


【秋バテになりやすい人】

【秋バテの対策】
自分の体調を過信している人というのは少し笑ってしまいましたが、②~⑤はなるほどって感じです。
対策はなかなか興味深いものがありました。
①脱ぎ着しやすい服装☜(気温変化に対応)
②軽い運動☜(体温調節)
③旬の青魚と乳酸菌☜(免疫力アップ)
④ぬるめの風呂☜(自律神経を整える)
服装と運動は以前から言われていることですが、③と④はなるほどという感じです。
青魚にはDHAやEPAが含まれているので、刺身で食べると栄養素が壊れないそうです。煮魚にした場合は汁も飲んだ方が良いようですよ。
ぬるめの風呂にゆっくり入るには、浴室が寒くては無理ですね。
お年寄りが暑い風呂が好きだというのは、自宅の浴室が寒いからそれに対応するにはそうするしかなかったんです。

こうして考えると、生活環境の温度(室温)をあまり外気温にふりまわされないようにすることが重要な対策になることがわかりました。
深まりゆく秋、皆様はどのようにお考えですか?

秋バテになりにくいマンションリフォームに興味のある方はこちら→http://forestreform.co.jp/

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