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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

消費者が住みたいと思える魅力ある改修とは?

2016年4月6日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 高断熱 購入

コラムカテゴリ:住宅・建物

3/18、5年ぶりに住生活基本計画が見直され、下記のように数値目標が閣議決定されました。

【住生活基本計画で示された主な数値目標】
①リフォームの市場規模
7兆円(2013年)→12兆円(2025年)
②1981年の耐震基準が求める耐震性を有しない住宅ストックの比率
18%(2013年)→おおむね解消(2025年)
③省エネ基準を満たす住宅ストックの割合)
6%(2013年)→20%(2025年】
④既存住宅流通の市場規模
4兆円(2013年)→8兆円(2025年)
⑤既存住宅流通量に占める既存住宅売買瑕疵保険に加入した住宅の割合
5%(2014年)→20%(2025年)
⑥賃貸・売却用等以外の「その他空き家」数
318万戸(2013年)→400万戸程度に抑える(2025年)
⑦空き家対策を策定した市区町村の全市区町村に対する割合
0割(2014年)→おおむね8割(2025年)


【木製内窓(特許取得済)】

人口減に伴う新築戸建住宅・マンションの減少は避けられない運命ですので、建築業界もストック(中古)政策に移行しなければなりません。政府もようやくその具体的な指針を発表することで、業界を鼓舞しようとする狙いです。
私たちリフォームの専門家は、国の指針を理解しながら、数値目標の実現を目指さなければならないのですが、具体策は私たちに委ねられています。

でも、地震や省エネ対策も重要ですが、私たちは住む人が健康でどうすれば気持ちよく生活できるかという点を、一から考えないと規模の拡大にはつながりません。


【杉の置き床生活(特許出願中)】

そこには、過去の新築の是非を総点検する必要があります。リフォーム業界は、新築購入時の状態に戻すのが、良いとされていますがいささか疑問があります。
その疑問とは…
①新築後26年で建て替えされている問題
構造材、外壁材、屋根材に短命な商品が使われているのが主原因です。
②短期でメンテナンスが必要な戸建住宅
①と密接に関係しますが、メンテ費用がかかるという事実を伝えていない業界体質。
③ワンパターンなマンションの大規模修繕
勉強不足の管理会社が区分所有者に十分な説明が出来ないことで起こる不適切かつ高額なぼったくり工事。
④結露対策が放置されている実態
省エネ断熱対策もまだまだですが、健康被害に直結する結露によるカビを生活者に無責任に丸投げしている現実。
⑤高品質・高耐久商品が少ないリフォーム建材
10~15年でやり替えが必要な内装建材が多いのは、35年住宅ローンを考えると業界の閉塞的なスタンスに問題があります。


【木製内玄関扉】

森林浴生活は、内装業をメインとするリフォーム業者ですが、これらの問題に天然木を使った商品開発をすることで、生活者の安心生活レベルを引き上げていこうとしています。

こんなマンションリフォームに興味のある方はこちら→http://forestreform.co.jp/

実際にその効果をモデルルームで確かめたい方はこちら→http://modelroom.forestreform.co.jp/

総天然木で高断熱リノベーションしたマンションを買いたい方はこちら→http://mansion.forestreform.co.jp/

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