里山住宅博㏌神戸は、天然木の最新活躍ステージ?
【兵庫県立三木山森林公園 森の文化会館】
3/3(木)13時より、三木市にある首記の音楽ホールで、兵庫県産材木材フォーラムが、兵庫県木材利用技術研究会・(一社)兵庫県建築士事務所協会・兵庫県森林林業技術センターの主催で行われました。
その中で供給可能な県産材製品や開発した新製品発表(木材関係者)が13社からありましたが、株式会社藤本林業所さんが、当社と共同で特許出願した杉の置き床生活を出品展示しました。
【会場には意外にも多くの関係者が詰めかけました】
お昼過ぎに各社完成した展示コーナーには、フォーラム開催前と終了後も熱心な関係者が見学され、特に杉の置き床生活に一番多くのお客様が集まりました。
その要因は、個人のエンドユーザー向けに開発された商品がうちのグループだけだったからです。
小さな完成品で特許を出願している点も評価されましたが、大半が工務店様向け、一般企業向けのものばかりで、他社が供給実績が少ないこともあって、ひときわ杉の置き床生活が目を引いたのです。
今回は展示ブースの面積が少なかったこともあり、通常の大きさの半分の杉の置き床生活を特別に作りましたが、これもなかなか好評でした。
【藤本林業所の出展ブース】
他社でも一般企業の事務所向けに開発した似たもの商品もありましたが、雇い実で連結する杉の置き床生活の安定性に勝るすべもなく、中には関係者が自分の家のリフォームに採用してみようかという空気がありありでした。
今の床を剥がさず、カーペットの上にでも安定して施工できる気軽さが受けたのだと思います。
【藤本林業所さんが、意匠登録を出願した多目的な自在椅子】
単独でもおしゃれで、連結してもベンチにも早変わりするこの杉製の椅子は近く、当社のショールームで展示販売させていただきます。中が空洞なので持ち運びにも便利。組み合わせれば雑貨店のショーケースにもなる万能アイテムです。
しかも、無垢材ですから超高耐久製品、一生ものです。
【篠山市内の子供園で大量採用が決まった藤本林業所の可愛い椅子】
最後のパネルディスカッションで感じたことですが、健康不安のない国産材の用途は広いものの、現状は輸入材が圧倒的な供給量を占めています。
この悪循環(?)を打破するには、生産者がエンドユーザー向けに自ら開発販売をするという発想の転換が必要だと感じました。
また、自社の利益を優先するあまり、必ずしも日本の気候風土に合致しない輸入材を過去に供給し続けた結果、日本の新築の寿命が26年という短命になっている実態があることが、某リフォーム会社さんから写真付きで報告がありました。
大手メーカー、中小不動産会社・工務店のぼろぼろになった構造材の写真はとてもショッキングでした。
これは日本の木材関係者及び建築・分譲業者の罪です。
お客様も予算があるのは当然ですが、もっと厳しく構造材の質を業者さんに問いかけるべきで、安易に妥協すべきではありませんよ。
森林浴生活は内装材ではありますが良質な国産材の供給を使命と考えています。
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