業界は「窓断熱」、でも生活者は「結露」がいやなのです!
【暖冬、もう春景色 滋賀県守山市の早咲き菜の花】
昨年12月から、極端な暖冬が続いていますが、今年に入って内陸部の方以外からもさすがに結露の便りが聞こえてくるようになりました。内陸部というのは、最高気温と最低気温の温度差が元々大きい地域です。
三田市の駅近マンションに住んでいる知人の話を聞くと、妙法寺界隈の最低気温が6℃前後の時に知人宅マンションのベランダは3℃であったと。夕方から明け方までは、確実に窓に結露が貼りつくようです。
【窓を流れる激しい結露 2015年1月アルテピアⅢ番街の高層階マンション】
結露に関して、フェイスブックでやり取りされている中で対応策として目立つのが、換気と除湿機ガンガンです。
換気(窓を少し開ける)は、結露が出るくらいなら寒くても我慢しますと宣言されている方です。
之では。室内でも着こまないと体調管理が大変ですね。
もうひとつの除湿機ガンガンは、一見理にかなっているように思えたのですが、FB友人がYKKAPのHPの中から興味深い記事を紹介してくれました。
窓の結露が出ているときに、窓に部屋の湿度(水分)が集約されて、部屋中心部の湿度が下がって乾燥するという実験データでした。
【廊下に流れ出す大量の結露水、高層階や内陸部ではこれが途中で凍ります】
結露が発生する室温、外気温を再現した室内と、樹脂二重窓で結露を止めた室内で女性のお肌のうるおい状態を調べたのです。
なんと、結露が出ている部屋の女性のお肌はカサカサ(少し極端な表現ですみません)、二重窓をしたお部屋の女性のお肌にはうるおいがあったのです。
驚きですが、考えて見れば結露は温度差で出来る物なので、部屋の水分が増えるわけではないのです(燃焼系暖房機を使った場合は例外ですが)。
窓に結露が発生したことで、室内の水分が引き寄せられて、部屋の真ん中の湿度が下がったということでしょう。
ですから、ここにさらに除湿機をガンガンかけると、室内の乾燥に拍車をかけてしまいますね。
世の女性の皆様は十分、ご注意をしてください。
【特許を取得した森林浴生活の木製内窓】
と、いうことは女性のお肌を乾燥から守るには、窓に結露を発生させずに、乾燥時には適度に加湿することが効果的だということです。
マンションは、窓ガラスを勝手に断熱ガラスに交換できませんから、室内側にもうひとつ窓をつける内窓が結露対策になります。それに内窓にはガラス交換にはない大きなメリットがあります。
アルミ部の結露も塞ぐことが出来るのです。
ガラスよりもアルミの方が熱を伝えやすいので、面積は少なくても結露の発生量は間断なくとても多いのです。
窓の結露を観察すると、アルミ部から出始めて次にガラスにでます。
ガラスの結露が収まってもアルミ部にはまだ結露が残っているのです。
【森林浴生活の内窓は枠も木製なので、一番熱を伝えにくいのです】
先の実験はYKKAPさんの樹脂の内窓による実験でした。
森林浴生活の特許を取得した木製内窓&木枠は、樹脂窓の熱伝導率よりもはるかに伝えにくい素材です。
室内側のアルミ部を木枠で覆い、室内側に流れ込む結露の発生場所を消すのが、実は結露対策ではポイントなのです。また、木枠や木製建具に使う杉や栂の無垢材には、ほぼ永久的な調湿効果があります。
冷気の侵入を防ぐだけでなく、窓際の湿度も調整しているのです。
木の内窓は、次のような効果もあります。
① 触った時のヒヤッと感がない。
② 窓に合わせてつくるのでどんな形状の窓にでも製作できる。
③ インテリア的に窓際がとても美しくなる。
日頃の掃除や暖房効率のみならず、カビやダニ発生を防ぐのが森林浴生活の木製内窓です。
お部屋をいつまでも美しく保ちながら、防結露対策をしましょう。
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