壁の結露やカビがひどい時は、無断熱を疑うべき?
【結露の影響の範囲が半端なく広いのが恐ろしい】
今年は秋が早く、冬の準備も早めにしなければいけないと思っていましたが、10月中旬から今月にかけてずいぶん気温の高い日が多く、着る服に困ることが再々ありました。
人は服装をマメにすれば、汗をかかなくて済みますが、マンションの汗「結露」はしっかりとした対策が必要です。
写真は2012年の冬、妙法寺近辺の中古マンションを探しに行った時のものです。
正直、ここまで放置したのかと驚きました。
【結露で接着剤が溶けて、持ち主が剥がしてしまったんでしょうね】
この有様が結露だけによるものだとは考えたくないくらいです。
ひょっとしたら、上階から水漏れでもあったのかと考えてしまいます。
石膏ボードは一旦、濡れたりして湿度を含んでしまうとなかなか抜けないんです。
以下は大工さんの体験談です。
新築間もないマンションなのですが、クロスを何度か貼り替えてもまた剥がれてくるから調べてほしいと。
そうしたら、内装に使う石膏ボードを屋外で不適切に管理?していたことが分かったのです。
最初から、外気の湿気を石膏ボードがたっぷりと吸い込んでいたようなのです。
結局、大工さんが石膏ボードそのものを解体処分して新たに貼り直したら、クロスの剥がれはぴたりと止んだのです。
【ぼとぼとの結露後にカビがびっしり…】
梁のクロス全体が明らかに浮き上がっていますね。部屋の主が暖房をガンガン使っていたのかもしれませんが、ここまでの結露発生の場合は、原因調査が必要です。
同じような生活をしたら、このままクロスを張り替えても3年以内に、似たようになることは間違いありません。
これだけのカビの胞子が部屋中に蔓延することを考えるだけで、鼻水ずるずる、咳コンコンの可能性があります。
【窓サッシにも何年も掃除したことがないような埃が結露まみれです】
他の部屋もそうでしたが、このマンションの住人は大きな家具が壁に所狭しと置いてあったんでしょうね。
天井や梁の結露被害は目にしていたのでしょうが、何年も動かさなかった大型?家具のせいで、まさかこんなになっているのに気がつかなかったのかもしれません。
ただ、窓については結露流れ止めテープを貼っています。最初の頃は雑巾で拭いていたのだと思いますが、途中で嫌になったのでしょう。掃除までしなくなっています。
冬の大量の結露に心がおれてしまったんでしょう。窓は何ヶ所もありますから。
【バルコニー側のガラス・サッシの結露がカーペットにまで及んでいます】
このリビングダイニングは西向きだったはずです。
夜から朝にかけて発生した結露は昼からの太陽光である程度乾きますから、普通はここまではならないと思うのですが…やはり、相当暖房をかけていたのでしょうね。
それと、拭く時間がなかったのか、横着だったのか。
マンションの結露は放置するとここまでになるのです。
こまめに結露を拭く時間がどうしても取れない人は、結露が出なくなるようなリフォームをしなければなりません。
汚いだけの問題ではないのです。
結露→カビ→ダニの負の連鎖にはまってしまうと、家族のアレルギー体質を常態化させるリスクがあります。
結露は邪魔くさいだけではなく、怖いということを覚えておいてください。
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