木製二重窓の特許取得、置き床生活の特許出願
【ワイド&Hiサッシのついたリビングダイニング】
神戸市灘区高羽5-3 リビオ六甲高羽ガーデンテラス高層階を買われたK様の天然木改装工事が終わりました。
リビオ六甲高羽は隣のサニーガーデンと併せると329戸、阪神間の山手では珍しい大型分譲。
2009年3月の竣工で、もうすぐ築7年になる眺望優良物件です。
今回の施工現場は、来年2月末までK様より管理を任されている公開管理物件です。
K様のお許しをいただいていますので、予約制にて室内を見学できます。
【リビオ六甲高羽はバルコニーへの出入りもいわゆる掃出しです】
杉の置き床生活の特徴は下記の通りです。
① 今ある床を剥がさずに、接着剤やビス・釘を使わずに実で連結させて幅木で押さえる。
② 天然木の自然の調湿力と杉の保温力で、夏はさらさら、冬は冷たくありません。
③ 米糠油を塗装済みなので、これから先もお手入れは水拭きで問題ありません。
④ 時を経るごとに表面が赤っぽく、かつ艶っぽくなりながら硬化する経年美化商品です。
無垢材は樹齢の2倍持つといわれる超高耐久商品なのです。
⑤ 近年の研究で、杉と桧の香りはダニの行動抑制をすることが明らかになりました。
【杉は和風と思い込んでいる方が多いのですが、全く問題ありませんね】
マンションに無垢床材を貼ることは以前からもありました。乾式二重床方式と言われるものです。
この方法では今あるフローリングやカーペットを剥がして床のコンクリートをむき出しにしなければなりません。
そうなると、階下の住民に対して遮音配慮が求められます。軽量衝撃音LL-45等級以上の性能が必要になります。
乾式二重床方式では、軽量衝撃音認定のとれた一つ目の床工事をした後に、無垢材の床を貼ることになります。
この方法だと下記の問題点が出てきます。
① 現状(直貼りフローリング)よりも、低いそれでも数センチ高くなるので、天井高さが低くなることや建具と当たる面積が大きくなるので周りに対する影響が大きくなります。
段差が大きいので、一部屋だけや部分工事が出来なくなります。
② コンクリート床のレベル調整、2度も床工事をしなければならないことは、同じ場所を3度触らなければなりませんから、工期も長くかかり、当然コストが増大します。
③ 施工中の工事音、埃や残材がかなり出るので、お客様が住みながら施工するのは相当難しくなります。
【廊下もこんな感じになります】
廊下は長手方向に板目を合わせましたが、杉の置き床生活は一枚の大きさが約900×450の大きさなので、向きを変えて並べることもできます。台所の入口と和室に段差ができますので、前回のコラムで述べたように「スロープ敷居」を製作してバリアフリー対策をしています。家の中でつまずくのは長く住むことを考えるとよくありませんからね。
最近のマンションでは、リビングダイニングの日当りは比較的確保されているものが多いのですが、廊下は日差しが入らないので冬などは足元がとても冷たくなります。スリッパが離せないのは当然のことです。
でも、杉の置き床生活は最下層に遮熱シートを組み込んでいますので床からの冷えを遮断します。
室内の暖気を取り込む杉の特性と併せると、一年中スリッパの要らない生活が実現します。
【ただ長い廊下がリッチな空間に見えませんか?】
今回は、玄関框にも杉を使いました。とてもきれいな木目の板があったので使いましたが、時には古材や色の濃い木を使うこともありますが、今回は収納建具の色と室内・トイレドアに合わせて床と同素材を使いました。
杉の置き床生活は、部分的に施工することが可能です。
LDだけ、洋室だけ、LDの一部だけ、もちろん、台所にも使用できます。
また、古くなって急な配管からの水漏れで置き床生活を施工した部分が濡れても、接着剤やビス・釘を使っていないので簡単に外すことができますよ。
こんなマンション生活の課題を克服する杉の置き床生活を一度、ご覧になりませんか?
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