業界は「窓断熱」、でも生活者は「結露」がいやなのです!
【マンション生活者には特に迷惑な窓の結露】
去年は9月末まで暑かったのが、今年は盆明けの台風から秋の早期到来を伺わせるような朝夕の涼しさですね。
でも、私たちマンション生活者は、寝やすくなったと喜んでばかりいられません。
なぜかって、あの「結露、結露、結露」が目前に迫っているからです。
マンションは鉄筋コンクリートですから、木造等の戸建に比べて壁や床の気密性、保温力が高いので、結露被害が甚大なのです。
【中古マンションに多いFIX窓の結露】
去年は11月くらいから、結露便り(?)が聞こえてきましたが、今年はどうなのでしょうね。
久しぶり(?)の爽やかな秋晴れが続いてくれれば、観光にも行けるし、こんな嬉しいことはありません。
でも、気象庁の長期予報に反して、寒くなるのが早まると、私たちマンション生活者には家事の負担が増えることになります。先日も、中高年の男性の話を聞くと、「毎朝、窓の結露を拭くのは私の仕事なんです。」と嫌そうにされていました。
やっかいこの上ありませんよね。
【石膏ボードに染みて、幅木と床を浮き上がらせた結露】
ここに垂れた結露水は接着剤を溶かすだけでなく、フローリングの合板を膨張させています。
その大きくなった隙間が、黒カビの大量発生場所になります。
例え、目には見えなくてもカビ(の胞子)が部屋に蔓延すると、確実に喉がイガイガします。
風邪でもないのに子供さんやお年寄りが咳をされたらまず、カビの健康被害が疑われます
病院にいってくださいね。
少し話は脱線しますが、いま、上階の漏水事故で全部屋のカーペットが濡れたお客様の調査をしています。
私でも2時間ほどいると喉に違和感を感じるくらいです。家具の背面もカビでびっしりでした。
保険会社との折衝中ですが、室内の大半の石膏ボードそのものを張り替えないと水分が抜けないので、カビを抑えることができません。カビの健康被害と経済被害は厄介ですよ。
【玄関ドア枠から流れた結露が、玄関土間のCFを浮き上がらせていますね】
マンションの結露はこんなところにも影響が出てきます。見栄えの悪いことこの上なしです。
しかも、玄関は風の通り道になります。開けるたびに室内にカビの胞子が飛んでいると考えると嫌になります。
【左側がFIX窓、右側が二重サッシ】
どうですか? 木製内窓の右側には窓ガラスに結露がないでしょう?
そうなんです、窓の結露対策は内窓(二重)窓にするのが最善なのです。
それも、樹脂よりも木製の方が熱を伝えないので確実に効果があります。
結露は、屋外の気温や外壁温度で発生具合が微妙に変わります。
ですから一律こんな仕様にしておけばよいというものではありません。
また、マンション生活者が使用される暖房器具なども考慮しなければなりません。
当社では、マンションにおける豊富な事例を元に、お客様のお部屋を調査させて頂いたうえで、より確実な結露対策を提案できます。
明日からは、結露発生場所に応じた結露対策の事例をご報告させて頂きます。
結露→家事負担増。
結露→カビ→病気
この2大悪循環を断ち切りましょう!
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