築140年超の古民家改修、 家は当然、防水工事が重要!
法隆寺の最後の棟梁、西岡常一の言葉(だそうです)。
今年は戦後70年。丸裸になった日本の山に戦後植林された杉や檜は約60年になりますが、これらを建材として使うには、乾燥という工程が必要になります。
乾燥には以下の3つがあります。
【木材人工乾燥機、愛媛県の久万広域森林組合で撮影】
天然乾燥→理想は3年以上。
人工乾燥(高温)→高温で5日から7日
人工乾燥(中温)→中温で約1ヶ月
人工乾燥(低温)→低温で約3ヶ月
【木材人工乾燥機の内部、1台2500万円もするそうです】
天然乾燥が一番よいのは、周知の事実。乾燥の仕方で問題になるのは、木材内部のヒビ割れが構造強度に影響するといわれるからです。含水率の低さが話題になるのもこのことです。
表面の干割れ(ひわれ)は強度には影響ありません。むしろ調湿の証になります。
西岡常一棟梁はず~っと天然木を使っていたから、天然木は樹齢の2倍もつということを体得されたのでしょうね。
607年に建立されたと言われる国宝法隆寺の大修復を手がけたことはあまりにも有名です。
今年は2015年だから、1408年も持ちこたえているんですね。
何度も大きな地震にも見舞われているのに、木の持つしなやかさと日本の伝統技術が救ってきたのでしょう。
【杉と桧で建てた戸建住宅、宮本鉄男環境建築設計事務所の設計監理】
私たちが地元産材でマイホームを持ちたいと思うとき、誰もが天然乾燥材を使えるわけではありません。
山で木を伐採して、最低3年間、天然乾燥してから製材し、半年以上もかけてマイホームを建てられる人は多くないでしょう。
ただ、地元産には意味があります。木に敵対?するあらゆる地域の生物・気候要因に対して耐久性があるからです。
孫子の代まで持ちこたえる家を建てたいなら、中温乾燥された木材の利用が落としどころでちょうどよいのではないでしょうか?
【マンション用に開発した杉の置き床生活(商標登録取得済)】
また、高温乾燥は木の持つ天然油分を消失させる弊害があるというのは、飛鳥時代(593年~710年)からある日本最古の建設会社、金剛組の元社員(知人)の話です。法隆寺建立からある会社が、現存しているなんてすごいことですね。
今は高松建設の傘下に入っています。
知人は、当時、自ら公的資金で実験をし、国に報告されたのだそうです。
だから無垢材を「住む人の健康を後押しする内装材(構造材ではなく)」として使う森林浴生活は、あまり含水率にはこだわりません。
杉や檜の天然油分、いわゆるフィトンチッド成分は、人を副交感神経優位に導き(リラックスさせる)、ダニの活動を抑えるからです。
【木製内窓&木製枠(特許申請中)】
例えば樹齢60年の木を製材してできた杉の置き床生活や木製内窓の寿命は120年ということになります。
まして、国産材は艶っぽく硬く美しく変化していきます。
一人の一生よりも耐久性のある無垢材は高コストパフォーマンス商品なのです。
なぜなら、あなたの子供さんやお孫さんの経済的負担を取り除いてあげられるからです。
例え、子供さんたちが住めない事情があっても、湿度に影響されないさらさら・ぬくぬくの健康快適マンションは、賃貸市場でも通用するはずです。私は、現にそんなマンションを賃貸して、家賃収入を得ています。
森林浴生活は天然木、天然素材でマンション生活の生活課題を解決します。
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