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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

分離型(?)の木製内窓工事が完了

2015年6月14日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 木製二重窓

コラムカテゴリ:住宅・建物

温水暖房パネルが、窓の足元に標準装備されている高級低層マンションの木製内窓工事が完了しました。

高級マンションといいましたが、明確な定義はありません。僕は専有面積の大きさと外観デザインで決めています。
専有部分に近いところの外観デザインというとズバリ、窓の形状とその種類の多さになります。

今回、木製内窓を施工させて頂いた神戸学園都市アーバンライフ(神戸市西区学園東町  ペット飼育OK)では、ガラス種類や窓形状でいうと3種類で、数にすると合計8箇所ありました。


【リビングダイニングの木製内窓】

かなり幅広の引き違い窓で、インナー網戸を採用して下さいました。
断熱、結露防止のために複層ガラスを使いましたので、重くて搬入が大変でした(笑)。
実際の使用に当たっては、滑りのよい戸車をつけているので軽くて安心です。


【ポリカーボネートの換気小窓】

写真のような換気小窓は、大手サッシメーカーの内窓では対応出来ません。
それにこれは、季節の変わり目や災害時を除いて、あまり動かしません。
ガラスでは固まって開閉しにくくなる可能性があるので、今回は軽いポリカーボネートにしました。
中空ポリカの断熱性は、複層ガラスよりは劣りますが、普通のフロートガラスの約4倍の効果があります。


【和室の木製内窓】

リビングとの間の建具が内障子でも、栂(つが)の内窓はデザイン的に合います。
リビングや和室は透明ガラスが多いのですが、今回はプライバシーを考慮して型板ガラスという不透明ガラスをご希望されました。和室の場合、たまに和室模様のフィルムを貼ることもあります。


【引き違い戸+Fix仕様の木製内窓】

開閉できる引き違い部分には、複層ガラスと換気小窓を装備し、インナー網戸も装備しました。
インナー網戸は、既存アルミサッシと木製内窓の間につけます。網戸の汚れと経年劣化が激減します。
レールにホコリもたまりにくいので、開閉がいつまでもスムーズです。


【下のFix部分の木製内窓】

温水暖房パネルとその微弱な熱の影響をかわすためと、また将来的に取り外しが簡単なように複層ガラスではなく、中空ポリカーボネートにしました。軽さは抜群ですからね。断熱性は先ほど述べたとおりです。

この温水暖房パネルは、輻射熱方式で風を起こすファンもありません。
長くつけてじんわりと部屋を温めるので、ホコリやダニの死骸なども舞い上がらず、健康的です。
問題は省エネ性ですので、今回の木製内窓が解決します。

木製内窓は、外気温に左右されにくい安定した室温を光熱費を費やすことなく実現します。
気候の良い時はどーってことありませんが、外が暑い時、寒い時は威力を発揮します。
勿論、冬の結露にもばつぐんの効果があります。

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