築140年超の古民家改修、古さに合わせて板材を選ぶ
日本列島に寒波がやってきました。しかも、前日の最高気温差が9℃とは…いくら蛇行する偏西風のせいといえども、この異常気象にはなかなか身体がついていけませんね。
11/1から自宅兼アルテピアモデルルームでは、二重窓で外気温・室温を計測しています。
【内外温度計、外部ガラスと内部ガラスに設置】
ズバリ、ガラス間の表面温度は5℃と16℃で11℃も差がありました。暖房なしでこの状態はとてもとても暖かい。
リビングの真ん中では20℃もありました。
厚手のカーテンをつけているせいもあると思いますが、換気ガラリは全開しています。
朝、ふとんから起きたパジャマのままで朝食を食べても寒くないのは、全窓と玄関ドアに断熱対策を施しているからです。
【開口部を断熱するオリジナル木製二重サッシ&木製枠】
ガラス間が100~110mmの空気層を誇る当社のオリジナル木製サッシ(特許申請中)は、どんな形状、どんな不安定な窓枠にも強固に取り付られるのが特徴のひとつです。
他社にはないこの空気層が、例え単板5mmガラスでも大きな断熱性を発揮する要因です。
高層階や北側の部屋などさらに寒くなりがちな場所であれば、複層ガラスや真空ガラスなどで断熱性を上げることができます。
【玄関ドア内側の冷えを遮断するオリジナル木製内玄関扉】
マンションで冬、一番寒いのが玄関ドアの際ですね。マンションドアは防火対策上、スチール製になっています。
金属の熱伝導率は銅やアルミの方が鉄よりも高いのですが、同一面に使われている量を考えると鉄扉の内玄関が一番寒いのです。
私たちの身近で熱伝導率の一番低いのが無垢材です。夏の採光と通風を確保するために二重扉構造になっていますが、使用している中空ポリカーボネートは通常のフロートガラスの約4倍の断熱性があると言われています。
【床からの冷えを遮断し、室内温度をキープする杉の置き床生活(商標登録取得済)】
戸建ほどではありませんが、フローリングやカーペット敷きのマンションで冬、スリッパなしの生活は考えられません。
でも、当社の置き床生活は杉の持つ断熱性・保温性に加えて、遮熱シートを組み込んでいるので床からの冷えを遮断し、室温の暖かさを杉の空気層が溜め込んでくれるから、いつまでも暖かいのです。
それに当社の置き床生活は、既存のフローリングやカーペットを剥がす必要がありません。
そのまま上にのせて連結し、幅木で固定します。接着剤やクギ・ビスで床に固定しないので音も静かで、仮住まいの必要もなく、家具を移動しながら施工できるのがもうひとつの特徴です。
【高層階や階段でも持ち運び可能な小型の置き床生活】
当社が木材にこだわるのは、無垢材の持つ熱伝導率の低さだけではありません。
無垢材は室内で使う限り、経年劣化どころか経年美化する素材だからです。
その調湿性は高温多湿(夏)、低温乾燥(冬)の日本には本来うってつけの材料なのです。
また、2000年以降の測定機器実験で、杉や桧に含まれる香り成分が、人を副交感神経優位に導き、血圧や心拍数などを低下させることが明らかになりました。つまり、疲労回復、気分爽快、ストレス解消に効果があることが実証されました。
同じ断熱リフォームをするなら無垢材を使う方が、健康効果も望めて一石二鳥なのです。
冬は結露も気になりますね。ぜひ、無垢材を使った断熱リフォームをご検討ください。
こんな高断熱リフォームに興味のある方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php
実際にモデルルームでその暖かさを確かめたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html