マンションの壁に杉板を貼ろう!
【カーペットの上にのせて施工しました】
長年、カーペットのままで暮らされていたK様邸のリビングダイニング、廊下と和室の1室を杉の置き床生活(商標登録済)で改装させて頂きました。
当社の置き床生活は、既存のカーペットやフローリングを剥がさずに上に載せて実加工で連結し、最後に幅木で押さえて壁にとめます。すなわち、床に接着剤や釘・ビスを使わずに施工できるのです。
従って、軽量衝撃音規定を定めているマンション管理組合のルールに反することがありません。
【和室も敷居を取らずに置き床生活で施工しました】
和室は敷居が上がっている分、コンパネや断熱材で高さ調整をしたうえで施工することができます。
置き床生活にも遮熱シートは貼ってありますが、さらにコンクリートの上に板状の断熱材を入れますので、床からの冷えはますます軽減されます。
置き床生活を採用していただいた方はほとんどが冬でもスリッパなしの生活をされています。本当に冷えがなく、暖かいのです。
【玄関框には松の古材を採用】
玄関タタキ部分の既存の木製幅木の色を考慮して、材木屋さんが倉庫から古い松の古材を探してきてくれました。
古材は好き嫌いがはっきりすると思いますが、無垢材派のK様にはお気に召したようで安心しました。
【オーク調にも合う杉の置き床生活】
モデルルームオープン当初は、杉の木目を見てオーク調には合わないという意見もありましたが、最近はそんな声はすっかりなくなりました。敢えて言うならば、節(ふし)が気に入らないという人が時々おられます。無節の無垢床板は希少品です。揃えようとすると費用もかなりかかりますので、そんな方には無理にオススメしていません。地域材を使うというのが大切だからです。
【コンセントの下に横たわっているのが幅木です】
杉の置き床生活は、米糠から取った油を表面に塗っています。身体に悪影響もなく、木の持つ吸放湿性も損ないません。お手入れは、水拭きで十分です。
また、杉の香り成分は、身体を副交感神経優位に導きます。血圧がさがり、心拍数も落ち着くのです。一言でいうと、リラックスできるということです。
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