台風11号の暴風雨、老朽サッシを直撃? 

髙岡恭平

髙岡恭平

テーマ:マンション 木製二重窓



【神戸市須磨区妙法寺 サンヴェールモデルルーム】

久しぶりに神戸を暴風雨台風が直撃です。明日の朝はどうなることやら。雨は勿論のこと、横殴りの暴風が古いサッシを直撃するとやっかいなことになります。

窓の隙間から室内に雨が入ってくるのです。
古い窓サッシは隙間だらけなので、窓際にベッドや机など家具が置いてあるとやっかいです。
こんな時、戸建ならば雨戸があるととても助かりますが、ここ十数年は2・3階に雨戸のない住宅が主流でしたので、風向きによっては注意が必要です。

自己所有の戸建なら、その気になればいつでもサッシを枠ごと交換ができて改善できますが、マンションとなるとそうはいきません。


【神戸市須磨区清水台 アルテピアモデルルーム】

なぜなら、マンションの窓サッシは共用部なので管理組合の許可無く、自分勝手にサッシを交換したり、窓ガラスの種類を勝手に変えることはできません。

経験的にサッシのすきま風が気になりだすのは、築25年を経過したぐらいだと思います。
妙法寺周辺の大型団地では、横尾団地が築33年を超えています。
名谷では築40年超のマンションもかなり点在しています。大規模修繕でサッシに手をつけていれば問題はないと思いますが、サッシを入れ替えているマンションは少ないのが現状です。

築33年超のサッシに施工した木製二重サッシ
【神戸市須磨区横尾 横尾モデルルーム】

では、マンションの場合どのようにすればよいでしょう?
内窓を取り付けるのが最適です。
当社では木製二重サッシ&木製枠(特許申請中)をおススメしています。


【木製二重サッシの断面写真】

現在、当社の内窓は既存サッシのすき間からの雨風を室内に侵入させないだけではありません。下記のような大きな特徴があります。

1. 冬の暖房効率が飛躍的に上がります。既存サッシと内窓の間隔をタップリとっているからです。
昨冬、最大で13℃差を記録したこともあります。外気温3℃の時に室内側のガラス表面が16℃だったのです。
もちろん、室内は暖房をしていません。

2. 真夏の暖気侵入も大幅に軽減します。まず、帰宅した時のあのむっとした感じが皆無です。
明らかに屋外よりも室内の方が涼しいのがわかります。従って冷房効率もよくて、うちならば、エアコンの設定温度は26℃で20~30分動かせばしばらくは十分です。

3. 冬の煩わしさの一番手、窓やサッシの結露を大幅に軽減します。
結露の多少は、地域性に加えて階数や窓の向き・窓に当る風の強さで変わることがわかってきましたが、内窓はガラス部分だけでなく、アルミサッシ部の結露を軽減するのが特徴です。メーカー製品は樹脂ですが、当社は栂や杉の無垢材ですので熱伝導率・耐久性・美しさで樹脂製品に優ります。

4. 防音効果にすぐれています。リビングダイニングが高速道路や交通量の多い抜け道に面している時はテレビのボリュームをかなり上げないと聞こえないことがよくありますね。空気層が大きい当社の二重サッシの防音効果はかなりのものです。
一度、モデルルームでお確かめください。

5. 古い既存アルミサッシを内窓の木の見附がすっぽりと隠しますので、窓際の景色が格段に美しくなります。



【腰板一体型の着色バージョン木製二重サッシ】

台風などの大きな自然災害に見舞われた時に、住宅の欠陥が露呈するものです。
鉄筋コンクリートマンションは、窓周りと玄関ドア周辺をリフォームすれば万全です。
あなたもこの機会にお住まいを見直してみてください。

こんなマンション用高断熱リフォームに興味のある方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php

実際にモデルルームで確かめたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html

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髙岡恭平
専門家

髙岡恭平(福祉住環境コーディネーター)

森林浴生活株式会社

暑くない・寒くない・湿気ない...おまけに結露やカビもない。外気温に左右されない健康と家計に優しい断熱リフォームが得意。スギやヒノキ等の天然木は断熱・調湿効果に優れ、住まいの温湿度を快適に保ちます。

髙岡恭平プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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