築140年超の古民家改修、 家は当然、防水工事が重要!
【昨年2013年9月に完成した当時のHM様邸】
一旦敷きつめた杉の置き床を外して、元に戻す工事をさせて頂きました。
HM様のマンションは、大阪ガスの床暖房ヌックが標準装備されていた中古マンションです。
最初は床暖房を給湯器と切り離して使えない状態にし、LL-45等級フローリングの床はそのままで置き床工事をさせていただきました。
今回、防音対策を強化したいというご要望で、床暖房根太マットと元の床を剥がして再施工することになりました。
【LL-45等級フローリングと暖房の根太マットを取った状態】
はずした杉の置き床は写真右横に積んであります。
コンクリートスラブがフラットだと思っていましたが、剥がしてみると根太マット部分が凹んでいました。さすがに高名な建築家が設計監理したマンションです。普通のマンションではフラットが多いのです。
フラットなら同じ遮音材で統一できたのですが、厚みが変わるので急遽、別の遮音材を手配することになりました。
【高さ調整のため、中心の凹部に薄いベニヤを挟みました】
遮音材はカッターで切れるので細かい埃は出ませんが、どちらかと言えば、床コンクリート面に残っていた接着剤を削り取る作業が面倒でした。
【敷きつめられた遮音材の上に、はずしてあった杉の置き床を復旧します】
スピーディに復旧するためには、取りはずし時に一枚ずつ番号を記したテープを貼っておくことが大切です。なんと10畳の広さを敷きつめるのに20分もかかりませんでした。驚異的なスピードです。
遮音材を敷きつめるときにレベル調整がうまくいったのも要因のひとつです。
【最後の一枚を差し込んでいます】
この後、畳を新調してリビングと同じ高さにするために敷居をやりかえました。
接着剤や釘ビスを使わない当社の杉の置き床ですが、実際にはずして復旧したのは初めてでした。
でも、スムーズに作業が進んで、看板に偽りなしが証明できてよかったと思います。
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杉の置き床について詳しく知りたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html